先月末、北海道札幌市で発生した連続女性暴行事件に“第3の犠牲者”が出た。逮捕された容疑者に関するデマが道内の不動産会社を直撃。風評被害に悲鳴を上げているのだ。また、容疑者の勤務先で、過去に凶悪な性犯罪事件が起きていたことも発覚。全国に衝撃を与えた凶悪事件は思わぬ波紋を広げている。(夕刊フジ) 事件が起きたのは先月23日未明。札幌市中央区で風俗店従業員の女性(50)が何者かにクルマではねられたうえ、暴行を受けた。その40分後には、最初の現場近くの路上で別の風俗店従業員の女性(45)がクルマではねられて拉致され、約7キロ離れた西区郊外で意識不明の重体で発見。道警はその日のうちに、不動産会社社員の外山硬基容疑者(23)を強姦致傷容疑で逮捕した。 重体だった45歳の女性は今月4日に死亡。事件は最悪の展開となったが、それに加えて逮捕直後に出たある噂が思わぬ余波を招くことになる。 「容疑者と同じ名前だ