GPLおよびその派生ライセンスであるLGPLやAGPLの採用率が加速度的に減少しているそうだ(ITworld、本家/.)。 オープンソースソフトウェアのうち、GPLライセンスが採用されているのは約57%で、今年6月の61%から減少している。この傾向が継続した場合、2012年9月にはオープンソースソフトウェアのうちGPLを採用するのは50%以下になると予測されるという。 これはベンダーがGPLライセンスよりも自由なライセンスによるコミュニティアプローチを採用していることの現れとのことで、MITやApache(ASL)、BSD、またMs-PLといったライセンスが最近のトレンドであるそうだ。 この減少傾向はGPLv3が正式リリースされた2007年から始まっているとのこと。なお、元記事ではGPLv3の登場により「オープンソース支持者の好むGPLv2」と「フリーソフトウェア支持者の推奨するGPLv3
今週開かれた Ubuntu Developers Summitの「Application selection in the default install」という会議で、Ubuntu 10.04のデフォルトインストールでは GIMPが搭載されないことが決まったそうだ(OMG! UBUNTU! 、本家/.記事)。 標準搭載から外された理由として、GIMPが一般ユーザによっては使われないプロ用のアプリケーションであること、UIが複雑すぎること、デスクトップユーザにとって画像編集はF-Spotで充分であるということ、ディスク容量を使うことなどが挙げられたという。また、GIMPは Photoshopの代替アプリケーションにあたるが、Windowsに Photoshopはデフォルト搭載されていないという論点もでてきたそうだ。 なお、これは最終決定ではないため開発過程で変更はあり得るとのこと。
本家/.「The Myth of the Isolated Kernel Hacker」より。 Linux Foundationの報告書(PDF)によると、Linuxカーネルの開発を手掛けているのは独立した個人の開発者たちが主という訳ではなく、企業など組織に属している開発者らによる貢献が大きいそうだ。 報告書によると、Linuxカーネルの 18.2%が企業に属さない開発者によって、7.6%は所属企業を明らかにしなかった人々によって書かれているものの、残りは企業に属して Linux開発で給料をもらっている人々によって開発されているとのこと。 なお、現カーネルの1%以上の開発に貢献した企業は以下の通り。 Red Hat: 12.3%IBM: 7.6%Novell: 7.6%Intel: 5.3%独立コンサルタント: 2.5%Oracle: 2.4%Linux Foundation: 1.6%S
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は2009年4月中旬にも,同機構が配布しているIPAフォントを,改変と再配布が自由な新ライセンスで新たに配布する。現在は改変を認めていないライセンスのもとで配布しており,IPAフォントを改良したフォントの配布が困難,Linuxディストリビューションによっては同梱が困難という問題があった。 以前,Linuxには高品位でフリーなフォントがないという問題があった。IPAはこの問題に対し,Linuxのデスクトップでの利用を促進するため,商用フォントを買い取り,2003年末にIPAフォントとして無償公開した。当初,IPAが支援したソフトウエアと同梱する形でのみ再配布を認めていたが,2007年に現行ライセンスとなり,IPAフォント単体での再配布ができるようにした。 IPAフォントの新ライセンスは,Open Source Initiative(OSI)により,20
15年にわたる開発とテスト期間を経て、2008年6月17日、ついにWineが1.0としてリリースされました(Wine Release Plan、ソース、バイナリ)。DirectXを使った3Dグラフィックスゲームはもちろんのこと、各種WindowsアプリケーションがLinux上で動くさまは、初めてWineを使われる時にはきっと感動すると思います。 Windowsアプリケーションの動作状況はスクリーンショットと共にWine Application Database (AppDB)で確認できます。人気のアプリケーションはゲームですが、特別な設定なしにインストールと動作が可能な「Platinum」の2位にはPhotoshop CS2が入っています。
Googleが、PhotoshopをLinux上で動作させる取り組みを支援していることが報じられている(本家/.記事およびCNET Japanの記事)。この取り組みにあたってGoogleは、Wineをベースとしたソフトウェアの開発をしているCodeWeaversのプログラマに資金提供を行なっているそうだ。 CNETの記事には、「PhotoshopはデスクトップLinuxユーザーが常に要求しているアプリケーションの1つであり、現在ではPhotoshopが良好に動作するようになったとわれわれは喜んで報告することができる。(中略)われわれはこの分野でさらに改良を加えていきたいと考えている」というGoogleのソフトウェアエンジニアリングチームの一員でWine 1.0のリリースマネージャーでもあるDan Kegel氏の談が載っている。 また、本家記事は「この資金援助がLinux上のCreative
10月24日にGIMP 2.4がリリースされています。リリースノートによると、ツールのアイコンや選択ツールのデザイン変更、ビットマップブラシのサイズ変更などがあります。赤目処理もマージされているようですが、PSDファイルのレイヤーマスク対応がちゃんと動けば何気にうれしかったり。リリースノートは画面を入れた解説だけでなく、操作動画もあり、改良された選択ツールの良さがわかりやすいです。もう試された方はいらっしゃいますか? GIMPをよく使う場面、こんな使い方しているというネタもあればご教授を。
オープンソースFTPクライアントの秀作FileZillaにはWindows版しかなく、これまでLinuxユーザーには手が出なかった。しかし、バージョン3の開発に際しゼロから書き直され、Linuxでもようやく使えるようになった。 FileZillaの最新リリースはfilezilla-project.orgから、または、SourceForge.JPの同プロジェクトのページで入手できる。どちらのサイトにも、旧版のFileZilla 2.xシリーズはWindows版のみ、3.0シリーズはLinux、Mac OS X、FreeBSD、Windows版が用意されいてる。 FileZillaという名称からMozillaコードを基に作られているのではという印象があるが、実際はそうではない。XULなどのMozilla由来の技術も使っていない。FileZillaはユーザー・インタフェースのクロスプラットフォー
kamogawa曰く、"fedoranews.orgによると、3月20日付けで Fedora Core 5 のリリースが発表されました。ミラーから、またはBitTorrentからのダウンロードが推奨されています。めぼしい収録ソフトウェアは以下の通り。 GNOME 2.14 OpenOffice 2.0.2 KDE 3.5.1 Apache HTTP Server 2.2 Firefox 1.5(たぶん) 個人的にはx86_64版の完成度が気になります。FC3の時にAthlon64マシンにインストールしてみたものの、挙動不審なため、結局x86版をインストールしなおしました。今度はTurion64搭載ノートにx86_64版をインストールして、リベンジかけてみます。"
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く