【ニューヨーク=川上梓】米鉄鋼大手、USスチールの買収を目指す日本製鉄が、トランプ前政権下で国務長官を務めたマイク・ポンペオ氏をアドバイザーに起用したことが分かった。買収に向けた交渉を円滑に進める狙いがあるとみられる。日鉄は同氏以外にも複数の外部アドバイザーを起用しているという。米ブルームバーグ通信が報じた。日鉄は報道を受け、ポンペオ氏を既に迎え入れている点を認めた。同氏はUSスチール買収に関

岸田文雄首相は25日、首相官邸で日本製鉄の三村明夫名誉会長らから憲法改正を求める提言を受け取った。大規模災害などが発生した際に緊急事態宣言や緊急の財政支出を可能にする具体的な条文案を提起した。三村氏が会長を務める「ニュー レジリエンス フォーラム」が提言をまとめた。三
【ニューヨーク=堀田隆文】全米鉄鋼労働組合(USW)は18日、日本製鉄が米鉄鋼大手USスチールを買収することに反対する声明を発表した。「USスチールは労働者の懸念を脇に押しやって、外資系企業に(自社を)売却することを選んだ」とし、外資による今回の買収について、厳しい審査を規制当局に求めていくとした。USWは18日朝の日鉄によるUSスチールの買収の発表をうけて、声明を出した。発表について「失望し
キオクシアホールディングスは31日、NAND型フラッシュメモリーの最先端品を開発したと発表した。データの記憶に使われる素子を218層積み上げたほか、製造プロセスの見直しなどでチップの面積あたりのデータ密度を前世代品に比べ50%以上高めた。顧客へのサンプル出荷を始めており、2023年内にも量産に移る計画だ。データの長期記憶を担うフラッシュメモリーは、記憶用の素子を縦方向に重ねて面積あたりの記憶容
ヤマハがピアノメーカー世界御三家の一つ、オーストリアのベーゼンドルファーを買収して2023年で15年を迎えた。伝統のピアノづくりはそのままに、構造改革によって経営を立て直した。販売面で両社は「協奏曲」を奏で始めた。超高級市場へのブランド浸透が課題だったヤマハにとって大きな強みになっている。ヤマハがベーゼンドルファーを買収したのは08年1月。当時、同社は深刻な経営難に陥っていた。02年から地元大
ヤマハは7日、子会社のヤマハ・ギター・グループ(YGG、米国カリフォルニア州)が米ギターメーカーのCordoba Music Group(コルドバ社、同州)を子会社化したと発表した。コルドバ社の技術や知見を取得し、ヤマハの製品開発に生かす。成長分野と位置づけるギターで世界シェア拡大を目指す。 YGGが7日付でコルドバ社の全持ち分を取得した。買収額は約51億円。コルドバ社はアコースティックギターの中でもナイロン弦を張るクラシックギターに強みがある。音の鳴り方に定評があり、米国でトップシェアを持つ。エレキギターやウクレレなども手掛ける。年間の売上高は約50億円。 買収により、ヤマハが手薄だったクラシックギター領域を補完するほか、製品開発でも相乗効果を見込む。コルドバ社の米国工場でヤマハブランドの上位機種を生産することも計画する。 山浦敦執行役は「ギターの世界市場は大きいが、ヤマハのシェアは約1
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