「実は10年前のきょう…」「きょうはこんな日なんですけど…」。取引先との雑談や、プレゼンの冒頭、社内の朝礼など、日々のビジネスシーンでのちょっとした会話のきっかけになる話題の“タネ”を紹介します。 52年前の1970年7月18日、東京都杉並区の私立高校で突然、生徒四十数人が吐き気などを訴えて倒れ、付近の病院に搬送されるできごとがありました。 ほぼ同じころ、同じ杉並区内や隣接する世田谷区でも目の痛みや吐き気を訴える人が十数人相次ぎました。 東京都はすぐに大気汚染が原因と断定し、世界で初めての「複合汚染」、いわゆる「光化学スモッグ」が発生したと発表しました。 最初の光化学スモッグ発生を伝える1970年7月19日の朝日新聞1面(東京本社版) この日のできごとについて、朝日新聞では翌19日付の1面トップと、「総合面」と言われる第3面(いずれも東京本社版)で詳報しています。 1970年7月24日の東