今回は tlc3 について紹介します。 概要 Web サイトにアクセスし、TLS 証明書の情報 (期限日など) を取得します。これを使うことで、証明書更新作業前後のエビデンスをコマンド一発で取得できるようになります。名前の由来は TLS cert cheker CLI の略です。以下の特徴があります。 複数のサイトに対して並行にアクセスするので高速 現在時刻から何日後に証明書が切れるかを出力する 対象ドメインは改行区切りのテキストでも渡せる デフォルトの出力は JSON だが、マークダウンおよびバックログ形式のテーブルで出力できる ローカルの DNS リゾルバを使って名前から IP を引く (補助的な機能なので、引けない場合は何もセットしない) bash, zsh, pwsh であれば補完スクリプトを出力できる 出力する時刻はローカルのタイムゾーンで表現される (マシン依存) ランタイムを