ロゼッタネット RosettaNetは、情報機器メーカーや電子部品メーカーが中心となって、BtoBの基盤となる標準規約を定めるために作られた団体である。XMLをベースに、取り引きに使用される製品コードや、ビジネスプロセスなどを制定している。参加企業は、3COM、Cisco、Compaq、Dell、CompuUSA、IBM、Intel、NEC、Sony、Adaptecなど、情報関連の小売りから製造、部品メーカーまで多岐に渡る。 RosettaNetでは、PIP(Partner Interface Process)と呼ばれる、BtoBのためのインターフェイスを用いて企業間の電子商取引を行う。PIPは製品を発注する際に相手に知らせる情報、通信方法、発注確認の返答など、BtoBに必要なプロセスが規定されている。PIPは、2企業間での取り引きのためではなく、RosettaNetに参加するあらゆる企業