左派と議論していて非常にもどかしいのが、「無知」とか「無学」だとか言っているだけで済ませる方が多い事である。 例えば私はパール判事を通しての法哲学しか知らず、それを持って「無知」で「無学」だと言われても仕方が無い部分もあるだろうし、そう思われるのは別にかまわない。私が主張しているのは東京裁判の不当性であり、法哲学そのものでは無いのである。それを勉強しないで東京裁判を否定する事が愚かしいと言うのなら、実際にその博学な法哲学知識を持ってパール判事の法哲学を否定して見せれば済む話では無いか。東京裁判を肯定し得る法的解釈があるというのなら、それを具体的に示して見せれば良い。私がその意見に感銘を受け、東京裁判にも肯定すべき点が見つかったと判断した場合は、撤回なり謝罪をする事もやぶさかでは無い。しかし「お前は無学で無知だ」なんて批判だけでは、そもそも議論のしようがないのだ。 以下のブックマークコメント