灼熱地獄とでも言おうか、連日のこの猛暑。 車で幹線道路を走っていると、この暑さの中でも隊列を組んで走っているライダーが結構いる。 日本体育協会公認コーチである私から言わせていただくと、この猛暑の中での練習はしない方が良い。 プロだったりするのなら話は別だが、走るが好きだからとか、レースで目標があるとか、色々な理由があるにせよ、日本体育協会が熱中症予防のための運動指針として発表している中で、WBGTというものがあり、「熱中症予防の温度指標として、WBGT(Wet-bulb Globe Temperature)が用いられます。WBGTは気温(乾球温度)、湿度(湿球温度)と輻射熱(黒球温度)および気流の影響も反映された、総合的に暑さを評価できる温熱指標」というものがある。 ・気温35度以上は原則運動禁止 ・気温31~35度では厳重注意(熱中症の危険が高いので激しい運動や持久走など熱負担の大きい運