突然ですが、この年末を以てREALTOKYOを休刊することにしました。ウェブサイト自体はしばらくこのままにしておきますが、FacebookやTwitterも含め、コンテンツの更新は行いません。イベント情報の入力、修正、削除もできなくなります。 休刊の最大の理由は、運営が物理的に難しくなったことです。2009年に「戦線縮小」して以来、スタッフは全員、個人的な時間を割いて無償で働いていました。つまり、ボランタリーな善意に支えられてここまで来たわけですが、それが限界に来たということです。長い歳月を経て、本業や家庭など、それぞれの事情が大きく変化しました。 寄稿家の方々も、スタッフと同様に協力して下さいました。質の高い原稿を寄稿して下さっていたのに、申し訳ない気持ちでいっぱいです。今後、有志がブログを立ち上げるという話が進んでいます。公開され次第、このページでお知らせします。 2000年の創刊から
ニコラ・ブリオーがキュレーションした台北バイエニアル2014(9月13日〜2015年1月4日)を観に行ってきた。展覧会の主題は「The Great Acceleration(劇烈加速度)」。一方、いわゆるキュレーターズステートメントの題名は「Coactivity(共活性)」である。共活性の主体は人間と人間以外の生物、機械、モノ、地球環境総体だという。機械にはコンピューターやプログラムとロボットなども含まれる。 Nicolas Bourriaud at the opening press conference at the Taipei Fine Arts Museum. September 12, 2014 「加速度」すなわち産業革命以降の現代社会(人新世)に生じた問題と、人間と人間以外の「共活性」やその必要性の間には因果関係がある。だが、共活性は人新世以前にも存在していたし(ケルト文明や
"through a break in the clouds of numberless daylight" acrylic, silkscreen and silver leaf on paper mounted on wooden panel 1600 x 1600 mm, 2013 このたび、AI KOWADA GALLERYでは福原寛重の個展「Instantiation」を開催いたします。大学在学中の97年にアーティストとしてフィリップモリスアートアワード、ファイナル・セレクションに選ばれ、PS1MOMA(ニューヨーク、アメリカ)でのグループ展に参加し若手アーティストとして脚光を浴び始めたころにグラフィックデザイナーとして転向した福原は現在、数々のヒット商品のロゴ、または企業ロゴなどを制作し活躍しています。 福原は09年ごろよりアーティストとしての制作を再開して以来福原は鉛筆を用い
"through a break in the clouds of numberless daylight" acrylic, silkscreen and silver leaf on paper mounted on wooden panel 1600 x 1600 mm, 2013 AI KOWADA GALLERY is going to present "Instantiation" Hiroshige Fukuhara's solo exhibition. Fukuhara won the final selection at Philip Morris Art Award (Tokyo, 1997) and took part in a group exhibition at PS1 MoMA Contemporary Art Centre (NY, 2001) still
イメージから逃げる、大森流の撮り方 4本めとなる新作『ぼっちゃん』が公開される大森立嗣監督。秋葉原無差別殺傷事件をモチーフに、“基地外”と自称する孤独な現代の青年の日常にフォーカスして描くストーリーは、ファンタジックで可笑しく、軽快に大胆に観客の予想を裏切っていく。そんなユニークな発想の源は何処に? 東京フィルメックスでも熱烈なファンの応援を浴びていた。役者としての経験、絶妙なバランス感覚に支えられるセンス、核心を突く鋭敏な洞察力が人気を裏付ける。俳優の弟、大森南朋さんとタッグを組んで生まれたという話題作の話を伺った。 弟の南朋が「一緒に映画を作らないか」と 俳優としてもいろんな作品に出演していらして、最近はヤン・ヨンヒ監督の『かぞくのくに』にも。役者として出るのは好きですか。 いや、たまにね、付き合いでは出てますけど、出るのはあまり好きじゃないんです(笑)。でも、ロケで地方に行けるとかの
2011年4月、あの「山さん」が川崎市議会選挙に帰ってきた。05年の秋に撮影された『選挙』では自民党公認候補として当選した彼が、今回は脱原発を掲げて完全無所属で出馬。選挙のあり方にも疑問を投げかけ、お金をかけない活動を展開した。3.11直後で多くの映像作家が被災地に向かう中、川崎で孤軍奮闘する彼の姿を再び追った想田和弘監督。撮った素材をしばらく放置していたそうだが、昨秋の衆議院議員選挙の結果にひらめくものがあり、編集作業を開始したという。まさにいま、参議院選挙の前に直視しておきたいものが本作には映し出されている。NYから帰郷した監督にお会いした。 『選挙』の続編とはいえ、いろんな意味でまったく異なる作品ですね。冒頭で山さんが「放射能で汚染されてるけど、政治も汚染されてるね」と言って、監督と車に乗り、2人のロードムービーが始まりますが、今回はお金をかけないということで、はがれかけたポスターを
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く