小学1年の男児(6)を後ろ手にして腕に手錠をかけ、一晩放置してけがをさせたとして、岡山県警赤磐署は13日、赤磐市桜が丘東1丁目の無職籔内聡(あきら)容疑者(31)を傷害容疑で逮捕したと発表した。「言うことを聞かないのでしつけとしてやった」と容疑を認めているという。 県警によると、籔内容疑者は6月20日午後9時ごろ、自宅で、元妻の連れ子だった男児を後ろ手にして二の腕に金属製の手錠をかけ、翌21日午前7時ごろまで男児の部屋に放置し、両腕にすり傷を負わせた疑いがある。夫婦は当時すでに離婚していたが、同居は続けていたという。 けがに気づいた小学校からの通報で、県中央児童相談所が男児を保護し、赤磐署に告発していた。男児については、小学校入学以前から、児相に「虐待では」との通報があったという。