・iPadで教育が変わる 中学受験進学塾の経営者でカリスマ講師の著者が、iPadを早速教育現場で実践してみましたというレポート。自分はITに詳しい人間ではないと最初に白状しているが、実践した経験を生徒の感想と合わせて、良い点も悪い点もオープンにしているところがよかった。仮説や予想ではなく迅速のフィードバック第一波なのだ。 実際にやってみた経験から、 ・授業が紙の資料を使った時より早く終わってしまう ・画像や動画で子供たちの理解が進んだ ・子供たちが「紙に書かないとおぼえられない」という意見を出した ・小学校低学年には向かない ・見る、聴くに優れるiPad、書く、読むは課題 ・重い紙の教科書を持ち歩かないで済む などたくさんの事実や判断がでてくる。こどもたちの授業後のアンケート結果も公開されている。教員たちはデジタル教科書導入による負担の増加を不安に思っていたり、それらを使った理想的な授業を