東京の恋愛市場はルックス軸で効率的である。なかには例外もあるが、街を歩くカップルの見た目偏差値はほぼ釣り合っている事が多い。僕は、大阪で何年か働いた事があるが、大阪の方が非効率だった。勿論、基本は見た目で釣り合っているんだけど、例外の出現頻度が高いのである。僕は、大阪に行ってすぐこの現象を発見し、吉本の本場だけに「オモロイ」というのが別の評価軸になってるのかと思って、その仮説と共に早速上司にホウレンソウしたが、上司はあっさり、「ちゃう。ゼニや、ゼニ。」と否定した。まぁどっちも有り得る話ではある。ただ、いずれにせよ、当時ペーペーで素寒貧であり、話すのも余り得意でない僕がモテる様になるには、どちらも救いに成らない遠い軸だった。後者は特に当時酷かったらしく、別の生粋の関西人の先輩から、「お前の話はネタのカードを切ってるだけの一方通行で、しかもおもろないので、仕事はええから、毎週怪傑えみちゃんねる