マスコミや一般客を完全シャットアウトして行われた〝秘密の宴〟「日本の海産物が危ない」 科学的な根拠を無視して喧伝された中国政府の“反日政策”は中国のネット民らによる各所への「電凸」の波状攻撃を招来し、日本の農林水産業に深刻な被害をもたらした。「処理水問題」で冷え切った日中関係は改善のめどさえ立っていないのが現状だ。しかし、中国政府のこうした強硬姿勢とは相容れない光景が、9月19日、皇居にほど近い都内高級ホテルで繰り広げられていたことはあまり知られていない。 「茅台東京饗宴の夜」。 ホテルの案内板、3階宴会場の欄にはこう記されていた。 マスコミや一般客を完全シャットアウトして行われた〝秘密の宴〟。その中身について、事情を知る中国政府関係者がこう打ち明ける。 「この日、開かれたのは、中国最大の酒造メーカーである貴州茅台酒(きしゅうちだいしゅ)によるレセプションパーティーでした。中国大使館・領事