「Alexa」「Tay」「Siri」「Cortana」「Xiaoice」「Google Now」といったテクノロジに共通していることがある。これらは一般向けのデジタルアシスタントだが、すべて「女性」の声やペルソナを採用しているという点だ。 ちょっと気持ち悪いと感じるのは私だけだろうか。 私が「女性」という言葉をカギ括弧に入れて使っているのも、かなり意図的である。こうしたテクノロジソリューションをどのように見せようとしているのか、またTayやXiaoiceに至ってはどのようにふるまわせようとしているのか知らないが、これらのデジタルキャラクターは女性ではない。すべて偽物なのだ。上っ面だけのフィクションと言っていい。 彼女らは、女性でもなければ人間でもない。単なるコードであり、女性のようにふるまうようプログラムされているだけだ。 注釈: 英国など一部地域では、Siriのデフォルト設定は男性である