※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 2月28日より映画「初恋」が公開されている。筆者としては「十三人の刺客」(2010)を軽々と超えて三池崇史監督作品のぶっちぎり最高、いやラブストーリー史上でもNO.1、いや実写の日本映画史上もっとも面白いのではないかとさえ感じた、オールタイムベストにも食い込むほどの大傑作だ。 (C)2020「初恋」製作委員会 本作のタイトルはシンプルだ。これだけだと「ピンと来ない」という人も少なくはないだろう。しかし、本作を表すのにこれ以上にふさわしい言葉はない。その理由は、本作が“初めての恋”を描くラブストーリーであること、かつそれ以上に多数の要素を含んでいながら、初恋こそが物語で最も大切なことだと映画を見終えて気付かされるからだ。 三池監督も本作のことを、「信じていない方もいるかもしれないですけど、確実にラブストーリーです」と語っている。予告編