クリスマスまであと2週間余りとなり、世界各地で5日、恒例のイベントが行われ、クリスマスのムードを盛り上げています。 「シュトーレン」はドレスデン発祥のケーキで、布にくるまれた幼いイエス・キリストを表しているとされています。 長さがおよそ3.6メートル、重さがおよそ3.5トンもあるケーキは、身の丈ほどもある特別なナイフで切り分けられ、市民らが買い求めていました。 一方、パレスチナ暫定自治区のベツレヘムでは、5日、キリストの生誕の地に建つとされる「聖誕教会」の前の広場に、高さがおよそ15メートルの巨大なクリスマスツリーが登場し、点灯式が行われました。 パレスチナとイスラエルの間では、ことしの秋から衝突や襲撃事件が相次いで、緊張が高まっていますが、訪れた数百人の人たちは、ツリーに明かりがともされると、歓声を上げて拍手をしたり写真を撮ったりして、クリスマスの雰囲気を楽しんでいました。 ベツレヘムの