パリで開かれている地球温暖化対策を話し合う国連の会議、COP21に合わせて、国際宇宙ステーションに滞在中の宇宙飛行士などが、地球の環境を守るため行動しようと呼びかけるビデオメッセージを公開しました。 この中で、元宇宙飛行士の山崎直子さんは、英語で「宇宙から見た地球は息をのむような美しさですが、同時に気候変動に関係のある森林伐採や山火事も見えます」と述べました。 また、宇宙飛行士の野口聡一さんは、「私たちは同じ宇宙に生きる市民として、協力して環境を守るための行動を起こさなければなりません。できることをきょうから始めましょう」と呼びかけました。 さらに、宇宙ステーションに滞在中のアメリカ人の宇宙飛行士、チェル・リンドグレンさんが「世界のリーダーたちが、この会議で気候変動に対処するための共通の土台を見いだすことを期待している」と述べ、会議の参加者に対して実効性のある合意を目指すよう訴えました。
