一つは、インフラ管理の効率化から、アプリ開発重視へ軸足を移してきたこと。コンテンツをベースにした新たなロードバランサー「Application Load Balancer」の投入が象徴的である。 もう一つは、手軽にアナリティクスを実践するための環境整備だ。SQLを使用してリアルタイムにストリーミングデータを処理する「Amazon Kinesis Analytics」の提供や、EC2用のブロックストレージ「Amazon Elastic Block Store(EBS)」の価格性能比向上などがその路線上にある。 レイヤー7でルーティング 従来のロードバランサーが仮想マシンに対して処理を振り分けるのに対して、Application Load Balancerはコンテンツベースで動作する。 OSI参照モデルのレイヤー7(アプリケーション)で実行され、HTTPヘッダーの中身を調べてルーティングを行う
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