はまりまくった論文の校正をようやく脱稿して、pdfで送ってほっと一息。 なぜか落ちていた『經典釋文序録疏證』のpdfから、『經典釋文』自序を翻字していたところ、携帯に電話。誰かしら、と思ったら、恩師であった。ひたすら恐縮。 退官(ではなくなったのだが、慣習上、つい退官と言ってしまう)を数年内に控えていて、 今年は暇になるかと思ったら、全然 だそうで、去年より働かされているとの由。大学へ行くと書類が山をなして押し寄せてくるとかで、 パソコンで毎日書類作ってるばっかり だとのお話。文学部にはこうした雑用をこなす 助手さん という有り難い存在が以前はいたのだが、とっくに消え失せている。恩師が雑用に時間を費やしているかと思うと、ひたすらもったいないのだが、文科省はそこまで考えてはいないに違いない。有能な研究者が、雑用の山に押しつぶされるのは、日本の文科行政が エライ人ほどジェネラリストに という、
