フランス一の“イケメン”選手として真っ先に名前が挙がるヨアン・グルキュフ(リヨン)。女性からの人気もさることながら、ゲイからも熱烈な支持を受ける。このほどフランスを代表するゲイ雑誌「テチュ」の読者投票で2010年リーグ・アンの「もっともセクシーな選手」に断トツで選ばれた。それだけではない。そのまじめな受け答えは親の世代にも好感を与え、「理想の花婿」とまで呼ばれている。 しかしこのグルキュフで思い出すのは、W杯開催中にフランス代表で“いじめ”にあったとの報道。そしてごく最近、元ACミランのパオロ・マルディーニ氏による激しい批判の的になったことだ。同氏はミラン時代のグルキュフを「チームに溶け込もうとしなかった」、「自己管理ができていなかった」(レキップ紙)などと批判、その舌鋒のあまりの辛辣さに、フランスでは「グルキュフ・マルディーニ事件」といわれる大きな反響を生んでいる。 この発言の後すぐに、