新型コロナウイルスの感染が拡大する中、全国の小中高などを3月2日から臨時休校とする政府要請を受け群馬県教育委員会は28日、臨時の対策会議を開き、35の市町村教委に休校を指示した。県立学校全校は2日から、27市町村の小中学校が2~4日からそれぞれ春休みまで休校するが、太田市は市立小や特別支援学校を休校しない方針を示した。前橋市の山本龍市長が全国一律の要請に違和感を示すなど、あまりにも唐突な指示に不快感もにじませた。 【図】新型肺炎 重症化しやすい人は… 太田市の清水聖義市長は28日、市立小や特別支援学校を休校させない方針を明らかにし、政府の休校要請について「仕事をする保護者の負担や職場への影響が大きい」と語った。 政府が放課後児童クラブでの対応を求めたことには「学童は狭く、濃厚接触しやすい。小学校の方が通気性が良くて安全だ」とし、「政府の説明は不合理。現場は混乱が大きい」と批判した。 また、
