大学の研究室の教官は昔NTT研究所の所長をされていた苗村先生という人で(と言いつつ私は大学の研究室にほとんど顔を出していなかったのだけれど)、彼の発言のうち印象に残っているものの一つとして、昔はソースコードのコメント率が50%を切るものはドキュメント不足で品質が低いものとされた、という内容のものがあった。 今、改めて考えて、どのような言語であってもどのようなコーディング規約であっても、私はソースコードのコメント率は原則20%を切ることが望ましいと思う。可読性の意味でもメンテナビリティの意味でも、開発生産性の意味でも。私が考えるに、本来コンピュータが読むためのものであるソースコードに人が読むためのコメントを付け加えなければならないのは、次の2通りの場合だけである。 1.公開されるAPI APIやソースコードそのものが公開される場合、利用者は不特定多数となり、利用者のスキルにもばらつきが出て、
2006-09-01 近況 いまの余暇コードは Makefile のかわりに SCons を使っている. Scons は python 製の make alternative. (概要は Radium Software に記事があった.) "#include" によるヘッダファイルの依存関係を勝手に解決してくれるのがいい. 私は何度やっても Makefile の dep ターゲットをうまく書けない. 泣きたくなる. gcc -MD で作った .dep ファイルが どのタイミングで Makefile に incldue されるのか, 実のところ未だによくわかっていない. 少し前にやった仕事でも, 試行錯誤の末になんとなく動いた Makefile をおそるおそる使っていた. (マニュアルをぱくったんだっけ...でも sed なんて使わなかったような...) 一体何がどの順序で評価されるのかさっ
いやはや、すばらしいですね、純オブジェクト指向言語って。 最近は、Rubyという言語の習得に時間を割いています。 今日はブロックとProcを理解しました。 自分の言葉として体得するのは今一歩だが、この仕組みだけでJavaやらC#やら超えていると感じたところ。 そして色々調べたりコード動かしたりしてみるんだけれども、どうも何か…昔ほど飲み込みがよくないわけです。 歳のせいにはしたくないので、学習能力がどの年齢でも一定であると仮定してその理由について考えてみました。 昔は、Z80や8086系のCPUをいじっていたこともあって、どんな言語が出ても、いつしかアセンブリ言語レベルで理解できるものだから、書き方に慣れれば何でも使えるんだ、と豪語していたりもしました。 アセンブリ言語から初めて、C言語、C++、Javaと進んでいくと、オブジェクト指向までの思考がつながっていくので、いつでもア
難しくはないがややこしい。 中級者向きの問題。 数の並びがある。 最初の数は、続く数を何個集めるかを表す。 それに続いて、与えられた個数分の数をまとめたら、 次に出てくる数は、最初と同様、何個集めるかを表す数である。 このような並びの数を与えて、 指定されたように数をまとめた状態にするプログラムを作れ。 分かりにくいので、例で示す。 1, 5, 3, 55, -45, 6, 2, 8, 7, 0, 1, 2 これを処理すると次のようになる。 (5) (55, -45, 6) (8, 7) () (2) 最初の数は 1 だから、 次の 1個の数をまとめる。 次の数は 5 だから、 結果は、(5) となる。 次の数は 3 だから、 続く 3つの数をまとめることになる。 続く 3つの数は、55, -45, 6 だから、 (55, -45, 6) となる。 以下同様。 なお、正常に処理できないよう
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