「月見里県星見里市」って、どこか分かりますか。 中央自動車道の須玉インターを下り、料金所を過ぎて国道141号に出るまでの山梨県道沿いのフェンスに書いてあるのがヒント。 「正解」は「山梨県北杜市」だそうです。「月見里」は「山梨」の古名で、「やまなし」と読む。「星見里」は晴れの日が多く、星がよく見えるから北杜市が「『ほくと』と読んでもらいたい」とつけたとか。 市が3月下旬に反射テープで「看板」にしました。夜でもよく見えるそうです。(渡辺嘉三)
来年1月8日告示、25日投開票の山梨県知事選で、民主党の後藤斎(ごとうひとし)衆院議員(57)=衆院山梨3区=が4日、無所属で立候補すると表明した。 後藤氏は甲府市出身。農林水産省職員を経て、2000年の衆院選に民主党から立候補して初当選し、現在4期目。すでに離党届を党本部に提出している。 知事選への立候補表明は後藤氏が初めて。現職の横内正明知事(72)は高齢などを理由に、2期目の今期限りでの引退を表明している。
河口湖で釣れたブラックバスブラックバス釣り客でにぎわう山中湖=22日、山梨県山中湖村ブラックバスの漁業権がある4湖の地図 世界文化遺産に登録された富士山のふもとに点在する河口湖、山中湖、西湖でのブラックバス(オオクチバス)の漁業権について、山梨県が地元漁協の免許の更新を認める方針を固めた。生態系に悪影響を及ぼす特定外来生物に指定され、全国各地で駆除活動が進められている外来魚。日本魚類学会や自然保護団体が、更新を認めないよう県に要望していた。 ブラックバスは、釣りの対象魚として人気。2005年の外来生物法施行以後、全国で放流が禁じられた。だが、山梨県の富士五湖のうち河口湖、山中湖、西湖と、神奈川県の芦ノ湖の4湖に限っては、法施行前から各漁協が漁業権を持っていたため、「特例」として免許が認められた。 山梨県はウェブサイトなどで「積極的にオオクチバスの漁業権を設定すべきではない」「将来設定
韮崎市議会の神田明弘市議=8期=が、市営住宅の入居基準を超える収入を得ているにもかかわらず、少なくとも15年にわたり市営住宅に入居していることが7日、神田市議らへの取材で分かった。市は複数回にわたり、神田市議に自主的な退去を求める通知などを出しているが、応じていない。神田市議は取材に「市議の立場で不適切だった」と話し、転居を検討する意向を示している。 神田市議や市によると、神田市議は30年以上前から、市営祖母石団地(同市下祖母石)で生活。市が1997年に制定した市営住宅設置・管理条例では、世帯の月収が15万8000円以上あり、3年以上入居した人は「収入超過者」とされ、自主的な住宅の明け渡しを求める対象となる。 神田市議は83年、韮崎市議に初当選。同条例の制定で、市が入居基準を明確にした97年以降は、月30万円を超える議員報酬を得ている。神田市議の収入だけでも市営住宅の入居基準を超えてお
自民党山梨県連は13日、次期衆院選の山梨1区に昨年の参院選山梨選挙区に出馬した宮川典子氏(32)、2区に県議の山下政樹氏(45)、3区に国会議員秘書の中谷真一氏(35)をそれぞれ擁立する方針を固めた。 今後、各小選挙区支部ごとに会合を順次開き、了承を得た上で、年内の正式決定を目指す。 3氏の擁立方針は、清水武則県連会長や皆川巌県連幹事長らが同日、党本部を訪れ、谷垣総裁や大島理森副総裁、河村建夫選挙対策局長らと会談して伝えた。 県連は当初、衆院選の候補者となる山梨1~3区支部長を公募で選ぶ作業を進めていた。しかし、昨年の参院選で民主党重鎮の輿石東氏に肉薄した宮川氏が、いずれの選挙区でも評価点トップとなるなど選考作業は混迷。9月に発足した新執行部は、公募による選考を白紙に戻す意向を表明していた。 県連執行部は発足直後に候補者選びに着手。自薦・他薦を問わず広く受け付ける公募は行わず、候補者本人の
西桂町議会の勝俣照雄議員(77)が2年近くにわたり「一身上の都合」を理由に議会を欠席している。家族によると、勝俣氏は病気療養中だが復帰の意思はあるという。議員活動は休止状態が続くが議員報酬は支給されていて、町民から疑問の声が上がっている。 議会事務局によると、勝俣氏は2007年の町議選で当選し、現在3期目。過去に副議長を務めた。欠席は08年12月定例会からで、以来、定例会や臨時会、委員会、研修などすべてを欠席している。勝俣氏の家族は「本人は病気療養中で面会できないが、議員を辞める意思はなく、任期中の復帰を目指している」と話している。 勝俣氏と面会した滝口新一朗議長は「診断書で体調が悪いことを確認している。町民の支持を受けて当選した議員に、復帰の意思がある以上、待つしかない」という。ただ町議の一人は「議員活動ができない現状を踏まえた対応とは思えない」と首をかしげる。 勝俣氏には月14万
中央市極楽寺の特別養護老人ホーム「らくえん」(相馬健治施設長)の参院選不在者投票の不正事件で、公選法違反(投票偽造)容疑で逮捕された職員2人が、同ホームで輿石東氏(民主党)と会ったことが輿石氏支持の投票行動を取るきっかけになった、という趣旨の供述をしていることが17日、捜査関係者への取材で分かった。2人は入所者の投票用紙に輿石氏の名前を書いたことを認めている。 捜査関係者によると、輿石氏は参院選投開票日前に、前県議の相馬紀夫氏とともに同ホームを訪れ、逮捕された職員2人と顔を合わせていた。相馬前県議は施設長の実父。職員2人も「施設を訪れた輿石氏に会った」と供述しており、県警はこの対面が、輿石氏支持の立場で入所者の投票用紙を偽造するきっかけになったとみて、慎重に調べを進めている。 同容疑で逮捕されているのは、同ホーム次長の深沢佳房(50)=韮崎市、介護長の内藤直美(59)=甲府市=両容疑者
甲羅に「カメデス」と落書きされたカメ=甲府市の舞鶴城公園 甲府市丸の内1丁目の舞鶴城公園の堀で、甲羅に白いペンキのようなもので「カメデス」と書かれたカメ1匹(体長約30センチ)が見つかった。公園を管理する山梨県都市計画課の担当者は「いたずらですむことではない。なるべく早く捕まえて、文字を消してあげたい。こういうことはやめてほしい」と訴えている。 同公園は、甲府駅に近い観光スポット。県によると、2週間ほど前から目撃情報があったという。約7千平方メートルの堀に生息するカメやコイは、野鳥と同じ扱いで所有者はいない。担当者は「山梨の玄関口の観光客が多い場所で、残念だ」と話している。
リニア中央新幹線の建設計画で、横内知事が4日の国土交通省の交通政策審議会鉄道部会で「南アルプス直下を貫通する直線ルートが一番望ましい」と初めて明言することが分かった。 県は、南アルプスを北に迂回(うかい)する2ルートの場合〈1〉甲府盆地の市街地を縦断するため用地買収が難しく、騒音や振動など環境面で問題〈2〉在来線と並行するため、特急あずさ号などの本数が減り、利便性が損なわれる恐れがある――と分析。三つのルートの中では直線ルートが最適と考えている。 これまで知事は、迂回ルートにこだわる長野県とJR東海との交渉を見守っていたが、専門家がおおよそのルートを決める審議で、立場を明確に表明するべきと判断した。 審議会には、東京―名古屋間で途中駅の設置が予定される山梨、神奈川、長野、岐阜の4県の知事が出席する予定だ。
相次ぐ土砂崩落で83世帯約160人が孤立状態の山梨県早川町雨畑地区。土砂が県道をふさぎ、復旧のめどが立たない地区に27日、記者が入った。 雨畑湖を往復するボートの船着き場には午前7時半、第1便に乗ろうとする約30人が行列を作り、通学する小中学生や町外に仕事に出かける住民らの姿が。介護福祉士の富田治子さん(50)は「早番遅番ができなくなり、会社に迷惑をかけている」と話した。 孤立する5集落は、65歳以上の高齢者が約60%を占める限界集落だ。約15キロ離れた身延町の病院に通う人も多い。ボートに乗った林業会社役員の江本隆一さん(76)は「肝臓が悪いので1日おきに病院に注射を受けに行かないといけない。早く道を直して」。 集落には雑貨店が2店あるだけで、生鮮食料品を販売する店はない。住民は定期的に来る移動スーパーか、隣町のスーパーへ車で行き、買いだめしている。町は住民から日用品の注文を受ける用紙を、
民主党の輿石東(こしいし・あずま)参院議員会長は7日夜、出身母体の日教組が都内で開いた新春の集いに出席し、「世の中は自治労と日教組が諸悪の根源という話もある。それだけ期待もされ、批判もされている。教育が選挙の争点になるのは初めてだろう。いよいよ日教組の出番だ」と語った。 輿石氏は日教組傘下の山梨県教組(山教組)の元委員長で、現在は日教組の政治団体、日本民主教育政治連盟の会長。昨年のこの会合では「教育の政治的中立などといわれても、そんなものはありえない。私も永遠に日教組の組合員であるという自負を持っている」と発言し、教員に政治的中立を求めている教育基本法や教育公務員特例法に抵触するとして波紋を呼んだ。 今回は、政権与党の幹部となったためか、控えめなあいさつにとどめたようだ。会合には川端達夫文科相が、文科相としては平成13年以来、9年ぶりに参加。社民党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相も出席し
28日午前8時半ごろ、山梨県山梨市の中村照人市長(60)の妻から、「主人の具合が悪い」と119番があった。市長は自宅から救急車で甲府市の病院に搬送されたが、約3時間後に死亡が確認された。 消防によると、救急隊員が駆け付けたときには、市長は寝室の布団の中で意識がない状態で、呼び掛けへの答えはなかった。 同市秘書人事課によると、市長の持病の有無は不明という。 同課によると、中村市長は合併前の山梨市長を1期務めた後、合併による新市発足に伴う平成17年4月の市長選で初当選し2期目。
民主党の輿石東代表代行を支援するために山梨県の教員から集めた金を、政治資金収支報告書に記載しなかったとして、山梨県教職員組合(山教組)の当時の財政部長ら2人が平成18年、略式起訴・罰金命令を受けた事件で、この財政部長が県内の小学校で教頭に昇任していたことが5日、分かった。県教委は正当な人事としているが、赴任校の保護者からは疑問の声があがっている。 元財政部長は事件後、県内の市立小学校で教員として勤務していたが、市教委の推薦を受けて昨年12月〜今年1月に受験し、教頭への昇任が認められた。4月から市立小学校の教頭に就任している。県教委によると、教頭の昇任試験の競争率は約10倍だったという。 山教組が教員から選挙資金を集めていた問題は17〜18年当時、国会などで取り上げられ、県教委が資金集めに関与した山教組役員や校長ら24人を処分。刑事事件にも発展し、2人が書類送検・略式起訴された。 元財政部長
農協子会社が経営する「JAクレインセレモニーホール」(左)は、「メモリアルプラザ光」のすぐ隣に建てられている(山梨県上野原市で) 借入先の農協が、隣に斎場を進出させて営業妨害し、融資を返済出来なくなったとして、山梨県上野原市の葬祭会社「花光祭典」の藤本光太郎社長(60)がクレイン農業協同組合(本店・同県都留市)を相手取り、約1億5600万円の損害賠償を求める訴訟を甲府地裁に起こした。 訴状などによると、同社は2000年10月、上野原市上野原の国道20号沿いに斎場「メモリアルプラザ光」をオープンさせたが、3年後の03年11月、クレイン農協の100%子会社「クレイン協同サービス」が、隣に「JAクレインセレモニーホール」を開業した。藤本社長は同農協から営業資金の融資を受けていたが、「年間利用者が約70件から約40件に減った」として返済をストップ。債務は約7300万円に上る。 昨年12月、同農協の
夢の田舎暮らしと現実のはざまで 山梨の自殺幇助事件(1/3ページ)2008年12月9日3時4分印刷ソーシャルブックマーク ログハウスやとんがり屋根の住宅が立ち並んでいる、八ケ岳のふもとの高原。山梨県北杜市の小淵沢町。所々にある空き地に、「分譲中」という看板が立つ。この一角で今年5月7日、末期がんに苦しむ妻(当時55)に、夫(60)が農薬を飲ませて死なせる事件があった。 8月、夫は自殺幇助(ほうじょ)の罪で甲府地裁で懲役2年執行猶予3年の判決が確定した。夫が釈放された9月上旬、手紙を出した。まもなく「お話ししたい」と電話があった。 白塗りの壁、木造2階建ての自宅の居間。事件現場のその場所で夫は、経緯を淡々と振り返った。 プラスチック製のコップに入った透明の液体は農薬だった。「早く飲ませて」とせがむ妻。自分も死のうと夫も飲んだ。「妻からがんの痛みをとってあげられたことは、後悔していない。でも2
「ナビが誤り」看板林立なぜ 山梨・ほったらかし温泉2008年9月28日14時0分印刷ソーシャルブックマーク カーナビの案内通りに行かないよう呼び掛ける、ほったらかし温泉の看板=山梨市矢坪 露天ぶろから、富士山や甲府盆地の夜景を一望できることで有名な人気の温泉「ほったらかし温泉」(山梨市矢坪)。年間約45万人も訪れる県内屈指の人気スポットだが、標高700メートルの山中にある温泉に車で向かうと、「カーナビが間違いです」という看板がいくつも現れる。なぜ? 「最初に来た時は、カーナビと看板のせいで道に迷ってしまいましたが……」と話すのは友人と埼玉県から来た20代の看護師の女性。笛吹川フルーツ公園からほったらかし温泉は、そこから車で近い。温泉へ向かう道を上っていくと、沿道5カ所に看板がある。Uターンの赤い印とともに、「カーナビが間違いです」「フルーツ公園を通り抜けて下さい」と書いてある。 うっかり
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