『Food and Chemical Toxicology』誌は、遺伝子組み換え(GM)トウモロコシを与えられたラットに腫瘍ができたと主張する論文の掲載を撤回した。研究手法に対する批判を受けてのことだ。 「GMトウモロコシで発ガン」論文を科学誌が撤回|WIRED.jp 運動家が大喜びした(セラリーニでググると幾つも見つかる)論文ではあったが、当初から研究手法に疑義が呈されていた。 加えて、メディアを悪用しようとした疑惑もあった。一年前の記事だが、 「Nature」(10月10日) は、自誌がSéralini教授から論文へのアクセス権を与えられていなかったことを、わざわざ表明している。 さらにSéralini教授が、自著新刊「Tous Cobayes!(我々はモルモット!)」(9月26日発行)と、この実験も挿入されているドキュメンタリーフィルム「Tous Cobayes?(我々はモルモットか