――前坂さんはオープンソースのコミュニティで活躍されていますね。英語ができるというのは武器になっていますか? 日本人はどうしても苦手意識がありますよね。 前坂 そうじゃなくて、僕が思うにただシャイな方が多いんじゃないかと思います。本当は間違った英語を送っても全然、問題ないんです。実際に、英語が第一言語ではない国の人たちもたくさん頑張っていますし。 コミュニティの人たちは皆大人だから、英語が間違っているくらいで文句を言わない。間違っていれば教えてくれるフレンドリーなネットワーク。言語の問題というよりも、やっぱり日本人的なメンタリティーが邪魔しているように思います。 ――前坂さんの場合はそういうメンタル面での抵抗感はなかった? 前坂 僕の場合は言語的なバリアはなかったけど、そういう抵抗感はすごく強かった。 オープンソースに関わるようになったのは、ミクシィで「memcached」というキャッシュ