東京都文京区の住宅街にある鷺坂の万葉歌碑を訪ねてきました(2010/5)。 この辺りは、坂の多い地域ですが、全国的に有名な坂もいくつかあります。実際私は、地下鉄の神楽坂で下車して坂を下り、神田川を渡り、鷺坂に行き、下の写真を撮りました。側面に刻まれている歌は、写真の下に示す「山城の・・」です。 山城(やましろ)の 久世(くせ)の鷺坂(さぎさか) 神代(かみよ)より 春ははりつつ 秋は散りけり (巻9-1707) ← 歌をクリックすると注釈へジャンプします。 (大意) 山城の久世の鷺坂では、神代の昔から、春に芽を出し、秋には散ってしまうのだなあ。 ところで、この歌碑に刻まれている歌は、「山城の・・」と詠われているように、京都の歌です。その歌碑が何故ここにあるか、という点については説明が必要です。上の写真の歌碑の説明板を要約すると、以下のとおりです。 江戸幕府の老中・久世大和守の屋敷があった
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