電動ボード、検挙高止まり Luup社長「一部利用者が何度も」―悪質違反には厳罰化の意向 時事通信 編集局2024年12月03日13時31分配信 電動キックボードの違反を取り締まる警察官=7月17日、大阪市中央区 昨年7月の道交法改正で規制緩和された電動キックボードの交通違反検挙件数が高止まりし、危険性を指摘する声が後を絶たない。3日までに時事通信の取材に応じた大手シェアリング事業者「Luup」(東京)の岡井大輝社長は「一部の利用者が何度も違反を繰り返している」と指摘。悪質利用者に対する厳罰化などの対策を取ることで違反を減らせるとの見方を示した。 【特集】高まる期待と不安 電動ボード、免許不要に 7月から規制緩和 警察庁によると、改正法が施行された昨年7月から1年間の検挙数は2万5156件に上り、うち55%は歩道を走行するなどの「通行区分違反」だった。電動キックボードは車道走行が基本で、時速