米Oracleは米国時間の4月20日、米Sun Microsystemsの買収を発表した(Oracleのサイト、Sunのサイト)。買収総額は約74億ドルに上る見込み。 ITmediaエンタープライズの記事でも詳しく報じられている。 Sunの買収については、IBMとの買収交渉が進んでいたようだが、金額面での折り合いがつかず破談したと報じられていた。その直後に発表された今回のOracleの発表は、今後のエンタープライズ市場にどういった影響を及ぼすだろうか。
およそ2週間前にIBMやHPがSunの買収に向けて動いていたのですが、なんと最終的に買収したのはOracleでした。1株あたりの価格は9.50ドル(約936円)で、Sunは満場一致でこの売買を承認済みとなっており、この夏には買収が完了する予定です。最終的には発行株数に対しては74億ドル(約7294億円)、Sunの負債分などを差し引くと56億ドル(約5519億円)に到達すると見られています。 ちなみに、Sunの現在の従業員数は3万人で、顧客は160カ国に4万7000社、年売上は130億ドル(約1兆2814億円)。対してSunを買収したOracleの現在の従業員数は8万6500人で、顧客は145カ国に32万社、年売上は240億ドル(約2兆3656億円)だそうです。 JavaやSolaris、MySQLなどについて、今後どうなるかが気になるところですが、詳細は以下から。 Oracle and S
Oracleのラリー・エリソン会長は「Oracleはアプリケーションとハードウェアのシステム全体を設計・統合できる唯一の企業となった」と語った。 米Oracleは4月20日、Sun Microsystemsを買収すると発表した。Sunの株式を、1株当たり9.5ドル、総額74億ドルの現金で取得する。Sunの取締役会は全会一致でこの取引を承認した。取引はこの夏に完了する見込み。 Oracleはこの買収でJavaとSolarisを獲得する。同社のミドルウェア製品群「Fusion Middleware」はJavaで開発されており、SolarisはOracleデータベースの中心的プラットフォームだ。 Oracleのラリー・エリソン会長は「Oracleはアプリケーションとハードウェアのシステム全体を設計・統合できる唯一の企業となった。われわれの顧客はこの買収により、システム統合コストの削減と性能・信頼
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