荒井聡国家戦略担当相は9日昼、自身の政治団体が都内のマンションの知人宅を実態のない事務所として総務省に届け、6年間で約4222万円の事務所費を架空計上していたとの一部報道について「収支報告書をチェックしてみたが、問題はなかった」と述べた。首相官邸で記者団に語った。 荒井氏はまた、「念には念を入れてチェックをしてみたい。監査法人などにチェックしてもらい、結果についてはまたお知らせしたい」として、自身と民主党本部による調査に加え、第三者による調査も受ける考えを示した。ただ、事務所に実態はあったかどうかについての質問には答えなかった。