足早にバスに乗り込む創造学園大の学生=群馬県高崎市吉井町岩崎の同大中山キャンパスで2012年10月25日、塩田彩撮影 文部科学省の大学設置・学校法人審議会は25日、債務超過など私立学校法に違反したとして、創造学園大(群馬県高崎市)などを運営する学校法人「堀越学園」に解散命令を出すよう同省に答申した。学園が運営する1大学、2専門学校、2幼稚園に計475人(8月現在)の在籍生がいることから、同省は学生らの受け入れ先確保を優先し、解散時期は来年3月をめどとする。同省は過去にも解散命令を出したことがあるが、在籍生がいる法人への適用は初めて。 審議会は非公開で、学園の財務の状況や学園が提示した別法人による支援策などを検討した。審議会終了後に記者会見した文科省担当者によると、経営権を巡り理事会に対立があり支援の見通しが立たないことや、学校運営に必要な資産がなく債務超過に陥っているとみられることから、存
愛媛大は12日、失敗した実験の費用名目などで、指導する男子大学院生から約34万円を取り上げたとして、大学院医学系研究科の40歳代の男性准教授を出勤停止14日間の懲戒処分にした。 発表では、准教授は2009年6月、院生に対し、失敗した実験で使った試薬や器材の費用を自己負担するよう指示し、25万円を支払わせたほか、同7月にも財布から9万2000円を取り上げた。また、キャッシュカードの暗証番号を聞き出そうとしたり、ATM(現金自動預け払い機)で残高照会をさせて額を見たりもした。 大学側は院生から相談を受けて調査。准教授は事実を認め、「実験がうまくいけば返金する予定だった」と話したという。同大学は実験費用を学生・院生に負担させることはないといい、記者会見した安川正貴・医学系研究科長は「現金を支払わせたこと自体が不適切と判断した」と処分理由を述べた。
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