イー・アクセスの買収に続き、米携帯電話3位のスプリント・ネクステルの買収で近く合意するソフトバンク。派手な買収劇が世間の注目を集める一方で、通信品質改善の切り札として7月に始めた「プラチナバンド」のサービス計画の先行きに暗雲が漂い始めているという。一体何が起こっているのか。買収効果どこまで「高速携帯電話サービスの基地局は来年3月でソフトバンク2万局、イー・アクセスは1万局の合計3万局に増える

国内携帯電話3位のソフトバンクは同4位のイー・アクセスを買収する方針を固めた。株式交換により完全子会社化を目指す。株式取得額は2000億円弱になるとみられる。スマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)の普及で通信量が増大するなか、イー・アクセスが持つ周波数帯を活用する。買収後のソフトバンクグループの携帯電話契約数は2位のKDDIに迫り、国内の携帯電話事業者は首位のNTTドコモを含めた大手3社に集約
iPhone 5が2.1GHz帯のLTEに対応したことに合わせ、発売にあたってKDDIとソフトバンクモバイルが同時にサービスを開始する。LTEとは、Long Term Evolutionの略で、OFDMAと呼ばれる変調方式を採用した通信規格のこと。一般的には高速な通信、遅延の少なさ、電波利用効率の良さとそれに伴うビット単価の安さなどが特徴と言われている。下り速度はカテゴリーによって異なるが、KDDIやソフトバンクが導入する“カテゴリー3”では、5MHz幅を使うと37.5Mbps、10MHz幅を使うと75Mbpsとなる。 こうしたLTEそのものについての話は、KDDIとソフトバンク、どちらのサービスにも当てはまる。また、iPhone 5のLTEで使用する周波数帯はモデルごとに異なるが、日本で利用できるのは今のところ2.1GHz帯だけとなる。秋冬には、KDDIが1.5GHz帯や800MHz帯で
さて、ソフトバンクがウィルコムのコンクリート柱併設を利用して基地局を大幅に増やしているというお話が出てきているようですが、この件について、心配というか突っ込みと言うか。 前にマクロセルとマイクロセルのお話を書いたときに、次のような絵をお見せしました。 これは一体何かと言うと、「都市部で」「セルを小さくしていくと」セルの形状がどのようになってしまうか、をあらわしたものです。都市部では遮蔽物が多く、またセルを小さくするためには遠方への干渉を小さくするためにアンテナ高を低く、チルトを大きく下げるような調整をしなければならないため、より小さな遮蔽物によってもセル形状が影響を受けてしまいます。 この形状になって何が問題になるのかと言うと、簡単に言えば「予想が出来ない」ことが一番の問題です。きちんと予想が出来て設計が出来るのならどんなセル形状になっても問題ないわけですが、一般的にはセルを小さくした場合
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