在宅でひどい昼夜逆転やせん妄に対して、この薬を使用出来る ようになってから困ることが少なくなりました。 セロクエルは非定型抗精神病薬に分類され、保険適応病名は 「統合失調症」ですが、以下を見て頂くと分かる通り、平成23年 9月より「器質的疾患に伴うせん妄・精神運動興奮状態・易怒性」 に対しての使用は保険審査上認められる事になりました。 (セレネース、ルーラン、リスパダールも同様です) http://www.ajha.or.jp/admininfo/pdf/2011/110928_2.pdf セロクエルの特長は、セレネース・リスパダール等と比較して 抗幻覚・妄想作用は少なく、反面錐体外路症状の副作用も とても少ないとされています。そして何と言っても鎮静作用が 強く、不眠に対して強い味方になります。 せん妄は、簡単に言えば「主に体調が悪い時にみられる、半分眠っている 状態」です。治療の基本は、