今や、モバイル活用は企業ITの最重要テーマの1つ。しかし、モバイルアプリの開発には全く土地勘がないという読者も多いのでは。分からないことは先達に尋ねるのが一番だ。本連載では、ニフティ、はてな、GREEでコンシューマ向けサービス開発の最前線に立ってきた伊藤直也氏に、モバイルアプリ開発の定石を聞く。 (緒方 啓吾=IT Leaders編集部/監修:伊藤直也)
社内システムの情報だけではなく、Web上の情報や位置情報などを人に紐付けし、その状態に応じてシステムが適切な機能を提供する「コンテキストアウェアコンピューティング」。うまく活用すれば、顧客の要望によりきめ細かく応えるサービスの提供や、オフィス内の生産性の向上といった効果が期待できる。 目下の景気後退をいかに乗り切るかに多くの企業が全力を集中させている。一方で欧米企業を中心に、来るべき景気回復時に備え、競争優位性を高めるための取り組みに舵を切り始める企業も増えてきている。 ガートナーが2009年8月に発表した、世界1500人のCIO(最高情報責任者)を対象にした調査「2009 Gartner CIO Survey」では、2009年における最優先事項のトップはITコストの削減だった。一方で、2012年には新製品や新事業の開発といったイノベーションを最優先事項にするだろうと回答したCIOがもっと
2011/09/02 21:16 ソーシャルツールを使いこなして顧客との関係強化を図る企業、すなわち「ソーシャルエンタープライズ」に、いかに変化していくか―。米セールスフォース・ドットコムが2011年8月30日~9月2日にかけて開催中の年次イベント「Dreamforce 2011」の2日目の基調講演で、同社会長兼最高経営責任者(CEO)であるマーク・ベニオフ氏が、その必要性を会場に熱く訴えた。 基調講演で講演する米セールスフォース・ドットコムのマーク・ベニオフ会長兼最高経営責任者(CEO) 「FacebookやTwitterをはじめとするソーシャルツールの普及が世に大きな変化をもたらしている。人々に新たなつながりの機会を与えるといったレベルを超え、時に一国の体制をも覆すポテンシャルを持つことが実証された」―。基調講演の冒頭でベニオフ氏は、中東で立て続けに起こった「アラブの春」と呼ばれる民主
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く