
味覚はおいしさの大きな要因だ。甘い、酸っぱいといった味はどうして感じるのだろう。近年、分子レベルで味覚のメカニズムが明らかになってきた。 「味覚地図」は存在しない 私たちは食べ物を食べると、味を感じる。「おいしい」と感じれば食べ続けるし、「まずい」と感じれば食べるのをやめる。当たり前だと思うかもしれないが、命がけで食べ物を探していた私たちの祖先は、味覚など五感を発達させることで食べてもいいのかどうかを判断してきた。つまり、味覚は生きていくための重要な感覚なのである。 食べ物の味は、甘味、塩味、酸味、苦味、うま味の5つの「基本味」に分類されている。辛味や渋みも広義では味ではあるが、味を感じる仕組みが異なるため基本味とは異なる。 口の中で食べ物が咀嚼されると、食品の組織が破壊される。それが唾液と混ざると、食品成分中の分子やイオンが溶出する。これらの化学物質(味物質)が舌にある「味蕾」で感知され
半導体チップの高速化や小型化を実現する技術として研究開発が続けられているモノリシック3D(3次元) ICだが、数多くの難しい課題が残っているようだ。 課題が山積するモノリシック3D IC 「モノリシック3D(M3D)技術は、半導体チップの高速化と低価格化、小型化を実現していくための手法として、非常に有望視されている。しかし、ここ数四半期にわたって注目を集めてきたものの、関連する多くの取り組みがまだ研究段階にあることから、技術の向上とエコシステムの構築を実現するには、まだ数々の問題が山積している」 これは、米国カリフォルニア州サンフランシスコで2017年10月16~19日に開催された年次イベント「IEEE S3Sカンファレンス」において提示された見解である。同イベントでは、ARMやCEA-Leti(フランス原子力庁の電子情報技術研究所)、DARPA(米国防高等研究計画局)、Mentor Gr
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さて、WDが「HAMRはやっぱダメ、ウチはMAMRで行くわ」という発表会をやったかと思ったら、数日後にはSeagateがOfficial Blogで「あちらと違ってウチはHAMRは商品投入目前だよ」とか出てきた、なんてことが起こりまして。 個人的な感想は「そういうのはサッサと物出してから言えや」なのだが、そいえば最近HDDネタやっていなかったよなぁ、ということで。これは久々にHDDネタやってみますか、というエントリです。SSDネタは前にやったし。 ◇ まずは、例の発表会とBlogエントリから読み取れるネタでも。 一つは、WDはMAMRに本格的に舵を切ったということ。未だWD傘下ではないHGST時代に、HAMRの商品化に向けての懸案は媒体の耐久性だという話を聞いたことがあるのだが、WDというかHGSTは結局この部分を現時点では埋めきれていない、という解釈ですなコレは。 なので、そもそもの物理
(Source:TECH POWER UP / AnandTech) IntelはCoffee Lakeから、全コアに掛かるターボクロックの公表を廃止しました。公開されるターボブーストのクロックは、1コアに掛かる最大クロックのみとなります。 理由は 「ターボクロックはシステム構成や作業負荷に依存するため」 としていますが、より詳細な説明はされていません。つまるところ、今後、1コアターボクロック以外は保証されなくなり、CPUの品質によっては全コアや2コア以上に掛かるターボクロックに差異が生じてくる可能性が懸念されます。 しかし、実際のところ、AnandTechの調査によると Coffee Lakeでは前情報どおり上記のターボブースト結果を得たとのことです。 また、他のレビューや報告などを見ても 「この個体は6コアTB4.2GHzまでしか上がらない」 や 「うちの個体は6コア4.5GHzまでい
2023年12月 (1) 2023年11月 (116) 2023年10月 (79) 2023年9月 (28) 2023年8月 (7) 2023年7月 (6) 2023年6月 (101) 2023年5月 (229) 2023年4月 (201) 2023年3月 (206) 2023年2月 (147) 2023年1月 (193) 2022年12月 (146) 2022年11月 (54) 2022年10月 (1) 2022年9月 (1) 2022年8月 (1) 2022年7月 (3) 2022年6月 (1) 2021年9月 (1) 2021年8月 (8) 2021年6月 (3) 2021年4月 (4) 2021年3月 (6) 2021年2月 (1) 2021年1月 (3) 2020年12月 (2) 2020年11月 (2) 2020年10月 (5) 2020年9月 (12) 2020年8月 (40
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誰も知らない「生産性向上」の正体 ~“人間抜き”でも経済は成長?:世界を「数字」で回してみよう(44) 働き方改革(3)(1/10 ページ) 「働き方改革」に関連する言葉で、最もよく聞かれる、もしくは最も声高に叫ばれているものが「生産性の向上」ではないでしょうか。他国と比較し、「生産性」の低さを嘆かれる日本――。ですが、本当のところ、「生産性」とは一体何なのでしょうか。 「一億総活躍社会の実現に向けた最大のチャレンジ」として政府が進めようとしている「働き方改革」。しかし、第一線で働く現役世代にとっては、違和感や矛盾、意見が山ほどあるテーマではないでしょうか。今回は、なかなか本音では語りにくいこのテーマを、いつものごとく、計算とシミュレーションを使い倒して検証します。⇒連載バックナンバーはこちらから 今なお、継続される「生産性低下活動」 大学生のころ、当時としては相当高価なワープロ専用機(×
最近の Android デバイスならどの機種にもある「アプリのピン留め」機能を使ってスマートフォンを一時的にデジタルカメラ化する方法を紹介します。 パーティーや子供の運動会、展示会などのイベントでは沢山の写真を撮影しますよね。普通のデジタルカメラなら電源ボタンを押すか(ツマミを回す)、シャッターを半押しするだけで起動またはスリープから復帰し、すぐに撮影可能な状態になります。 一方、スマートフォンだといちいちカメラアプリを起動しなければならないためシャッターチャンスを逃してしまうことも多々あります。そんな時、スマートフォンをデジカメ化できれば便利になります。 このような場面で役立つのがカメラアプリのピン留め機能です。カメラアプリをピン留めすると、電源ボタンを押しただけでカメラの画面が表示され、デジカメ並みに短時間かつ簡単に撮影できます。 ピン留め中はカメラアプリしか利用できない状態に制限され
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↑はマイナビに掲載されているi7-8700KのCinebench R15スコアですが、1542cbと異常に高いため話題になっています。全コアターボが効く4.3GHzだと 大体1400cb付近のはずです。それなのにマイナビは何故こんなにも高いのか。The Tech Reportによると、Z370マザーボードの設定に Enhanced Multi-Core Performance(別名:Multi-core enhancement)という項目があり、この機能が有効になっていると6コア全てが4.7GHzで動作するそうです。これが効いていると、それはもう『定格』ではなく『オーバークロック状態』と言えるため、The Tech Reportでのレビューではこの機能を無効にしているとか。 ええ、そうなんです。無効に変更しているんです。The Tech Reportが使用したGigabyte Z370 A
Intel Will no Longer Disclose Multi-Core Turbo Boost Frequencies(Guru3D) Intelは今後CPUのMulti-core動作時のTurboBoost周波数の詳細を明らかにしなくなるかもしれない。 既に気づいているかもしれないが、IntelはTurboBoostの最大周波数のみを掲載しており、それ以外の周波数を掲載していない。 まずそもそもの話、現在CPUの“周波数”で重要なものは以下の3つがあることを抑えておかなければなりません。 1:定格周波数 2:全コアでTurboBoostが動作した時の周波数 3:1-coreでTurboBoostが動作した時の周波数≒TurboBoostの最大周波数 この情報通りであれば今後明らかにされるのは“1”の定格周波数と“3”のTurboBoostの最大周波数(≒1-coreでTurbo
Coffee Lakeの発売解禁と同時に、各所で一斉にレビューが公開されました。詳細は下記のレビューリンクへどうぞ! <日本国内> 4gamer 「Core i7-8700K」「Core i5-8400」レビュー PC Watch 6コアになってコスパが向上したCore i7-8700Kをベンチマーク <海外> PC Perspective The Coffee Lake Story: Intel Core i7-8700K and Core i5-8400 Review ANAND TECH Initial Numbers on the Core i7-8700K and Core i5-8400 Kit Guru Intel Core i7-8700K and Core i5-8400 (w/ Gigabyte Z370 Aorus Gaming 7) Review Guru3D In
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