今春就職予定の大学生らのうち、男性は7割が高収入を望むのに、女性は半数近くが“人並みの生活”を求めている−。人材コンサルティング会社「レジェンダ・コーポレーション」(東京)のアンケートで22日、こんな傾向が分かった。 同社は「就職活動を通じてみた現実が、女性の方がより厳しかったのではないか」と分析している。 同社は1月、今春企業に入社予定の大学生と大学院生にインターネット上で調査を行い、1083人から回答を得た。 男性の71.4%が、仕事で「人よりぜいたくな暮らしができる収入」が欲しいと答えたのに対し、女性は「人並みの生活を維持できる収入」が47.9%で最多。部長以上の出世を望む割合も男性は87.2%、女性は36.2%だった。