こういう「親戚のおじさん」「親戚のおばさん」が、本当によくいるんです。そんなに悪い人ではなく、そんなに悪気もない。ただ、古いタイプのまま、古い時代の日本を、ごく普通に生きてきた。ついつい余計なこと、言わなくていいこと、想像しうる最悪のタイミングで、普通に言ってしまう。いわゆる「地雷」を踏みまくる。こういう「親戚のおじさん」が。 「大学はどこを受験するんだ?落ちたら浪人するのか?」 「◯◯子は、30過ぎたのにまだ結婚しないのか?」 「◯◯くんと付き合ってたけど、まだうまくいってるのか?」 「結婚して5年経つけど、赤ちゃんはまだか?」 「就職の面接は何社ぐらい回ったんだ?」 「就職しないで、いつまでも働かないと、年をとったら困るぞ」 「◯◯会社では給料はどのくらい貰ってるんだ?」 「そんなに何度も転職して大丈夫なのか?」 あえて、あえて、弁護をします。50年前とかには、ごくごく普通にいた、人の