3回にわたってフォームの基本的なデザインについてまとめてきたが、今回はユーザーの入力を補助するフォームのデザインを紹介したい。 入力に必要な情報をわかりやすく伝える データを必ず入力してほしい場合や、全角で入力してほしい場合には、そのことをユーザーに伝えなければならない。そこで、ユーザーの目に留まるようにフォームに注意書きを表示する。 必須項目であることを示す 必ず入力してほしい項目には「必須」と表示するのが一般的だ。項目名の部分に表示するパターンと、テキストボックスの部分に表示するパターンがあるが、ユーザーが認識できればどちらに表示しても問題はない。 また、必須項目にマークを付けて、欄外に必須であることを記すパターンも利用することができる。 たとえば、次のサンプルは「名前」と「メールアドレス」の項目名の横に「必須」と表示したパターンだ。