1日午前、神奈川県相模原市の登山道で60代の女性がクマに襲われ、手にけがをしました。 また、山形県新庄市の市街地でクマが目撃され、現在も市中心部の最上公園の中にとどまっているとみられます。 相模原 68歳の女性 かみつかれけが 相模原市や消防によりますと、1日午前10時ごろ、緑区鳥屋の林道で登山をしていた県内在住の68歳の女性が、体長1メートルほどのクマにかみつかれ、左手親指の先が欠けるけがをしました。 女性は病院に搬送され手当てを受けましたが、命に別状はないということです。一緒に登山をしていた別の女性にけがはありませんでした。 クマは成獣のツキノワグマとみられ、登山道の近くにある巣穴から飛び出してきて女性を襲ったあと、山中に逃げたということです。 市はふもとの地区に対し、注意を呼びかける防災無線を流すとともに、登山者にはクマよけの鈴を鳴らすなどの対策を呼びかけています。 市によりますと、