橋下弁護士はご自身のブログと昨日の記者会見で、さかんに弁護団が「説明責任」なるものを果たしていないとご主張なさる。 この説明責任とは、橋下弁護士のブログ橋下徹のLawyer’s EYEによれば、 一言で言えば、説明義務違反、被害者に対して、国民に対してのね。 一審・二審で全く主張していなかった、新たな主張をなぜ差し戻し審で主張することになったのか。 第一に被害者への、そして第二に裁判制度という制度の享受者である国民への説明を怠っている。 今回新たな主張を展開することによって、判決が遅れる。 これによって一番苦痛を被るのは被害者だ。一審・二審で弁護人がきちんと主張していれば、今回のように裁判制度によって被害者が振り回され、翻弄されることはなかっただろう。一審・二審の弁護人の弁護活動が不十分だったのであれば、その点をきちんと説明した上で、今回のような主張を展開すべきだ。 一審・二審では被告人自