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神仏の検索結果1 - 40 件 / 52件

神仏に関するエントリは52件あります。 宗教歴史仏教 などが関連タグです。 人気エントリには 『今から1200年前、2人の僧侶の間で行われた“仏教史上最大の対決”の大論争…「三一権実諍論」ってなんだ? | 文春オンライン』などがあります。
  • 今から1200年前、2人の僧侶の間で行われた“仏教史上最大の対決”の大論争…「三一権実諍論」ってなんだ? | 文春オンライン

    『最澄と徳一 仏教史上最大の対決』(師茂樹 著)岩波新書 「テーマ自体、一般的にはそんなに知られていないと思っていたので、予想以上の反響に驚いています」 今から1200年前。“仏教史上最大の対決”の大論争が、2人の僧侶の間で5年間にわたって行われた。その2人とは比叡山に延暦寺を開き天台宗の開祖となった最澄と、現在の福島県会津地方を中心に活動していた法相宗の徳一だ。師茂樹さんが上梓した『最澄と徳一』は発売後1週間で増刷がかかり、以降も版を重ね、現在1万5000部を突破している。 「一カ所でブームが起こっている、というわけではなく、地方の小さな書店から少しずつ注文が入り、増刷に繋がっているようです。自分で書いておいてなんですが、どういう方が手に取ってくださっているのか見えていないんです(笑)」 後に「三一権実諍論」と呼ばれたこの論争は、「三乗説と一乗説のどちらが方便の教えで、どちらが真実の教え

      今から1200年前、2人の僧侶の間で行われた“仏教史上最大の対決”の大論争…「三一権実諍論」ってなんだ? | 文春オンライン
    • 老朽化で解体も……全国に存在する巨大観音像 建立の理由と管理の難しさ(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

      昨年、淡路島にある高さ100メートルの巨大観音像の解体が大きな関心を集めた。40年前に建立され観光スポットにもなったが、その後所有者が死去し、老朽化して危険な状態が続いていたためだ。日本には巨大な観音像がいくつも存在する。どう運営されているのか、長く安全に管理していくには何が必要なのか。日本の巨大観音の実像を取材した。(ノンフィクションライター・伊田欣司/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部) 兵庫県の明石海峡大橋を車で渡り、淡路島を走ること約30分。国道28号近くで大規模な解体工事が進んでいる。高さ100メートルの「世界平和大観音像」の撤去作業だ。観音像は台風で外壁の一部が剥がれ落ちるなど、住民にとって危険な建物になっていた。 もともと観音像は、大阪で不動産業を営む男性が約35億円を投じ1982年に建てられた。当時は巨大仏像として日本一の高さを誇った。 男性は1988年に死去し、

        老朽化で解体も……全国に存在する巨大観音像 建立の理由と管理の難しさ(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)
      • ブッダで悩みを解決、仏教対話AI「ブッダボット」の開発 -伝統知と人工知能の融合-

        熊谷誠慈 こころの未来研究センター准教授、古屋俊和 Quantum Analytics Inc. CEOらの研究グループは、現代人の悩みや社会課題に対して仏教的観点から回答する仏教対話AI「ブッダボット」を開発しました。 Googleの提供する「BERT」というアルゴリズムを応用し、最古の仏教経典『スッタニパータ』から抽出したQ&Aリストを機械学習させた結果、精度には課題があるものの、ユーザーからの質問に対して文章の形で回答できる状態になりました。 日本における仏教離れの原因は、しばしば葬式仏教などと揶揄されるように、仏教が形骸化してしまったためだと考えられます。仏教が復興するためには「幸せになるための教え」という仏教本来の役割を取り戻す必要があるでしょう。 本技術は、学術研究や仏教界のみならず、メンタルヘルスやコンサルティング、教育産業などの分野への応用も期待されます。また、JST(科学

          ブッダで悩みを解決、仏教対話AI「ブッダボット」の開発 -伝統知と人工知能の融合-
        • 兵庫・淡路の「世界平和大観音像」解体へ 所有者死亡、劣化著しく 住民「ほっとしている」 | 毎日新聞

          解体撤去される方針となった「世界平和大観音像」=兵庫県淡路市で2018年11月29日、本社ヘリから加古信志撮影 兵庫県淡路市の巨大観音像(高さ約100メートル)について、財務省近畿財務局は1日、周辺施設と共に解体撤去すると発表した。像は所有者が死亡した2006年以降は閉鎖・放置され、一部がはがれるなど劣化が著しく、地域住民から不安視されていた。22年度中に解体撤去する計画で、費用などは未定。 同局によると、解体撤去するのは通称「世界平和大観音像」▽十重の塔(高さ約32メートル)▽山門。相続人がいないことから、民法の規定で、3月30日付で土地(広さ約1万900…

            兵庫・淡路の「世界平和大観音像」解体へ 所有者死亡、劣化著しく 住民「ほっとしている」 | 毎日新聞
          • 神道と仏教が一緒に新型コロナ終息を祈願 京都 北野天満宮 | NHKニュース

            京都の北野天満宮で、神職と比叡山延暦寺の僧侶が一緒に疫病退散などを願う神仏習合の儀式「北野御霊会」が行われ、新型コロナウイルスの終息を祈願しました。 京都市上京区にある北野天満宮の「北野御霊会」は1000年以上前に始まったとされる神仏習合の儀式で、応仁の乱以降途絶えていましたが、去年新型コロナウイルスの終息を願っておよそ550年ぶりに再興されました。 ことしは本殿に北野天満宮の神職と比叡山延暦寺の僧侶およそ20人が集まって行われ、はじめに北野天満宮の橘重十九宮司が祝詞を上げました。 続いて僧侶が法華経などを読み上げる法要「法華三昧」を奉納したあと、延暦寺の水尾寂芳執行らが玉串をささげ、神道と仏教が一緒になって新型コロナウイルスの終息を祈願しました。 北野天満宮の東川楠彦権禰宜は「感染拡大で不安が広がるなか、寺社が心を1つにして疫病退散を願うことは非常に意義があると思います。古くからの儀式な

              神道と仏教が一緒に新型コロナ終息を祈願 京都 北野天満宮 | NHKニュース
            • 七福神はもっと減らしてもいい

              恵比寿、大黒、布袋はどれも「恰幅のいい中年男性」でキャラが被ってるので、どれか1人でいい(それぞれの特徴を抽出して組み合わせた新キャラを作ってもいいかもしれない) 福禄寿と寿老人も同様。ジジイキャラが被ってるのでどちらかリストラor合体させる 紅一点の弁財天は外せない。唯一の武闘派である毘沙門天も同様。この時点で少なくとも4人までには減らせる ここから更に減らすとなると、 「中年男性」と「ジジイ」を1人ずつにしたが、「にこやかな中高年男性」でくくるとまだ被ってるのでどちらか1人にする「福の神」にきな臭い武力の要素は不要なので毘沙門天をOUTこのどちらか一案を敢行すれば3人に、両方敢行すれば2人にまで減らせる

                七福神はもっと減らしてもいい
              • 比叡山 僧侶が20年ぶりに12年間の山ごもり修行を達成|NHK 滋賀県のニュース

                大津市の比叡山延暦寺で、12年間、山ごもりをして修行をする「十二年籠山行(じゅうにねんろうざんぎょう)」が20年ぶりに達成され、1日、僧侶に証書が手渡されました。 「十二年籠山行」は、12年間、比叡山に山ごもりをして厳しい修行をするもので、今回、達成したのは僧りょの渡部光臣さん(48)です。 渡部さんは、平成21年から、延暦寺の開祖、最澄をまつるお堂にこもって毎日、朝4時から夜9時ごろまで、最澄に食べ物を供えたりお経を唱えたりする修行に励んできたということです。 修行が長期間にわたるため、長い歴史の中では途中で命を落とす人もいたということで、1日は天台宗の森川宏映 天台座主が「無事、健康に本日を迎えられおめでとうございます」と声をかけ、証書を手渡していました。 比叡山延暦寺によりますと「十二年籠山行」の達成は20年ぶりで、戦後では7人目、織田信長による焼き討ち以降では117人目だということ

                  比叡山 僧侶が20年ぶりに12年間の山ごもり修行を達成|NHK 滋賀県のニュース
                • 「いいお経は聞いていると眠くなる」「楽譜があるお経もある」お坊さんに改めてお経について聞いてみる :: デイリーポータルZ

                  棒読みで文章を読んでいると「お経みたいだ」と言われることがある。 しかし、改めて考えてみるとお経はなぜあんな独特のイントネーションで読むのだろうか。 あれはどうやって練習するのか。お経にもうまいへたがあったりするのか。 あふれ出るお経への疑問をぶつけるために、(かなり偉い)お坊さんに素朴な疑問をぶつけてみた。 登場人物 北川真寛先生 高野山大学の准教授として、お坊さんになりたい学生の指導をされている。宗派は弘法大師空海が開いた真言宗。お寺の副住職さんでもある。 まいしろ デイリーポータルZのライター。「舎利礼文」というお経の最初の5フレーズだけ暗唱できる。 石川 デイリーポータルZ編集部。伝統音楽が好きで、お経のイントネーションがどう決まっているのかを常々疑問に思っていた。 お経にトレンドやアンセムはない まい 根本的な質問なんですが、そもそもお経ってなんなのでしょうか? 北川 ひとことで

                    「いいお経は聞いていると眠くなる」「楽譜があるお経もある」お坊さんに改めてお経について聞いてみる :: デイリーポータルZ
                  • 日本発ブッダマシーン「天界」はこうして生まれた

                    大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:フルーツを惜しげもなく使う「ふる里」生搾りチューハイの世界 コロナの影響はブッダマシーン専門店にも ボタン一つでお経を再生してくれる「ブッダマシーン」。中国にはブッダマシーンを作るメーカが複数あり、そこでたくさんの種類のブッダマシーンが製造され、主に仏具店で販売されているという。 ほとんどのものは電子基板に複数のお経を収録し、その中から好きな曲(お経)を選んで内蔵されたスピーカーから再生することができる。数種類のお経を収録しただけのシンプルなものもあれば、お経だけでなく「お経ソング」とでもいうような、歌謡曲に近い音源も含め多数の曲を収録したもの、SDカードを入れることができ、好きな音楽

                      日本発ブッダマシーン「天界」はこうして生まれた
                    • 元日にベトナム人が大仏に大集結する理由、福岡の南蔵院・茨城の牛久大仏…

                      ますともたけひろ/中国・ASEAN専門ジャーナリスト。カリフォルニア大学サンディエゴ校で国際関係の修士号を取得後、中国の経済メディア「財新」で国際ニュースを担当。シンガポール国立大元研究員。アジアのいまを、日本語、英語、中国語、インドネシア語の4カ国語で発信中。掲載メディアは東洋経済オンライン、NewsPicks、Nikkei Asia、South China Morning Post、Straits Times、Jakarta Post、Kompas、Tempoなど多数。 Twitter: @hiromocean note: https://note.com/tmasutomo News&Analysis 刻々と動く、国内外の経済動向・業界情報・政治や時事など、注目のテーマを徹底取材し、独自に分析。内外のネットワークを駆使し、「今」を伝えるニュース&解説コーナー。 バックナンバー一覧 今

                        元日にベトナム人が大仏に大集結する理由、福岡の南蔵院・茨城の牛久大仏…
                      • 仏のポーズ「印相」は写真映えする

                        愛知県出身、東京都在住のデザイナー。イラストを描き、写真撮影をして日々を過ごす。 最近は演劇の勉強に熱中。大きなエビフライが好き。 前の記事:"映え"おやつ写真を撮る方法 > 個人サイト 梅ログ 撮影前に、お坊さんから話を聞く 一言「仏像」そして「印相」といっても、国や宗派、時代などによって、そのバリエーションは膨大だそう。ある程度知識を得た上で実行した方がより楽しめそうである。 撮影の前に、お坊さんである友人から話を聞いた。 何気なく結ばれているように見える印。実は意味も種類もたくさんある。(画像:牛久大仏) 岡田文弘さん(画像左)。 日蓮宗の僧侶として法務に携わりながら、宗教系の大学で講師として勤めている。DPZ主催の地味ハロウィンにも何度か参加している。 岡田:印相は、お釈迦様をはじめとする仏様たちがとるポーズ、とされていて、ひとつひとつに意味があります。特に真言宗では、仏様にならっ

                          仏のポーズ「印相」は写真映えする
                        • 取り壊しが決まった淡路島の世界平和大観音へ

                          1984年生まれ岡山のど田舎在住。技術的な事を探求するのが趣味。お皿を作って売っていたりもする。思い付いた事はやってみないと気がすまない性格。(動画インタビュー) 前の記事:きびだんご入門 > 個人サイト オカモトラボ まずは世界平和大観音についておさらいしておく。 世界平和大観音とは、とある実業家が1977年に出身地の淡路島に建設した。故郷に錦ではなく巨大観音像を飾ったのだ。 しかし、2006年以降は閉館、廃墟となり剥落したコンクリートが周辺に落下するなどのトラブルが相次いでいる。 そして相続する人がいなかったため国の所有になり、先日、解体されることが発表された。 淡路島へ向かう そんな世界平和大観音、以前から気になっていたものの足が向くことはなかった。行こうと思えばいつでも行けるという思いがあったかもしれない。 しかし、今見ておかないといずれ見えなくなる、その思いが僕を淡路島へと駆り立

                            取り壊しが決まった淡路島の世界平和大観音へ
                          • 調布市・深大寺の「角大師石像」が圧倒的にかわいい

                            東京都調布市にある深大寺は、東日本では非常に貴重な国宝仏をもつ古寺としても有名である。 ただ、それ以上にかわいいのは角大師だ。 こちらは2022年のゴールデンウイーク「身近な絶景」特集の1本です。 わざわざ行くほどではないけど、友だちと通りかかったら紹介したい。そんな絶景ってほどではない乙な景色を掘り出します。一覧は記事末尾に。 一度は目にしたことのある、あのお方だ 角大師(つのだいし)って名をご存じだろうか 天台宗のお寺で見かけるこのお方、もとはといえば10世紀に実在したお坊さんなのだ。 角大師と同一人物である良源(りょうげん)の像(東京国立博物館にて) 良源は荒廃していた比叡山延暦寺の復興に尽力した偉いお坊さんで、正月の三日に亡くなったことから元三大師(がんざんだいし)とも呼ばれ、広く信仰されている。 人並みはずれた霊力で様々な姿に変化し、人々を救ったのだそうだ。 角大師とは、そんな良

                              調布市・深大寺の「角大師石像」が圧倒的にかわいい
                            • 日本美術史にかかせない仏像写真の歴史|ちさぎ

                              美術史書のAmazonレヴューを眺めていると本文の内容には満足しているけれどカラー図版が少ないことに不満を漏らしている人をよく見かける。百聞は一見に如かずと言われるように、ある作品についていくら言葉を並べても一度それを見る経験とは比べようもない。だからカラー図版を見せながら講釈をしてほしいということだろう。たしかにその気持ちはよくわかる。現状、ネットで検索すれば簡単にその作品の画像が見られるような環境でないこともそうした不満が出てくる背景かもしれない。私が美術と著作権の関係性にこだわる理由もそこにある。 美術史は近代に入ってから西洋で誕生した学問であり、大学での講義では幻燈などを用いて作品の複製を聴講者たちに見せることが初期から行われていた。目の前の光景を忠実に写し取った像を定着させる写真技術も近代に入ってから発明された技術であり、美術史はこの最新の複製技術を学問の基礎として活用したのだっ

                                日本美術史にかかせない仏像写真の歴史|ちさぎ
                              • 【信夫山(福島県福島市)】三山詣りのはじめに羽黒神社【大わらじ奉納とわらじ信仰】 - ものづくりとことだまの国

                                前回ねこ稲荷を紹介した福島県福島市の #信夫山 山中には #出羽三山 のお社(分詞社)がそれぞれ鎮座しています。まずは #羽黒神社からお詣り。御本殿そばの高さ10数メートルの #大わらじ が目を引きます(2023年10月参拝) 目次 信夫山(しのぶやま、福島県福島市)の羽黒神社 大わらじ。わらじ奉納の信仰 本文 信夫山(しのぶやま、福島県福島市)の羽黒神社 信夫山 案内板 羽黒神社 詳しい御由緒は不明ですが、第33代推古女帝の飛鳥時代(628)にはすでに鎮座していたらしく、信夫山は、平安時代に天台宗を東北地方に拡大した慈覚大師が薬王寺を開きました(857) 信夫山 羽黒神社への参道入り口 御祭神:(伝)渟中倉太玉敷命(ぬなかくらふとたましきのみこと、第30代敏達天皇)(福島県神社明細帳、明治11年) 敏達天皇との後継争いに敗れた兄・沼中太尊(ぬなかふとのみこと、またの名を箭田珠勝大兄皇子、

                                  【信夫山(福島県福島市)】三山詣りのはじめに羽黒神社【大わらじ奉納とわらじ信仰】 - ものづくりとことだまの国
                                • 消えた仁王像 出雲の「村の宝」がオランダで展示の謎 数奇な運命がむすんだ人々の縁:朝日新聞GLOBE+

                                  アムステルダム国立美術館のアジア館に展示されている仁王像。その故郷は島根県仁多郡奥出雲町にある岩屋寺だ=2023年6月、筆者撮影 ヨーロッパ唯一の仁王像は、アジア館の目玉 アジア館地下ギャラリーの一番奥で、静かににらみをきかせて来館者を待ち受ける阿形像と吽形像は、身の丈2メートル37センチの木像だ。 美術館によれば、作者は不明で14世紀に造られたものらしい。阿形像の後頭部内側にある墨書から、すでに廃寺となった島根県仁多郡奥出雲町にある岩屋寺(いわやじ)にあったものと判明している。 そして、この墨書と岩屋寺の古文書から、運慶や快慶を生んだ「慶派」の仏師康秀(こうしゅう)が像の修復を行っていたこともわかった。日本の古美術は、出所を明かさずに売買されることが多いらしく、このように詳細が明らかになることは珍しい。 2004年、アジア館のチーフキュレーター、メノー・フィツキさんは、京都の古美術商でこ

                                    消えた仁王像 出雲の「村の宝」がオランダで展示の謎 数奇な運命がむすんだ人々の縁:朝日新聞GLOBE+
                                  • 進化した仏像の知識、アップデートのススメ 『新版仏像 日本仏像史講義』山本勉さんに聞く|じんぶん堂

                                    記事:じんぶん堂企画室 書籍情報はこちら 表紙の仏像はお気に入りの写真 ――旧版から7年、今回は新版として出版されました 表紙は、旧版と同じ菩薩立像(東京国立博物館)で、私がとても気に入っている写真です。宝冠の横から細長い飾り(冠繒〔かんぞう〕)が垂れ下がっています。造られたときからの飾りなのですが、実はけっこうな重さがあり危険なので、展示には使えないんです。ある時、倉から発見されたんです。くねくね曲がっていますが、金属なので実際は曲がらないためつけるのが面倒なんですよね(笑)。 先がクルッと巻いているのが、とても良いイメージなので注目してみてください。実は、私の『仏像のひみつ』(朝日出版社)の表紙イラストのモデルにもなっています。 ――サブタイトルの「日本仏像史講義」としたのはなぜでしょうか 元々は10冊本のシリーズタイトルとして考えていましたが、それが6冊本の構想になり、最終的にはこの

                                      進化した仏像の知識、アップデートのススメ 『新版仏像 日本仏像史講義』山本勉さんに聞く|じんぶん堂
                                    • 目黒に隠れキリシタンが信仰した灯籠を見に行く

                                      学生時代、「隠れキリシタン」について習った。 鎖国政策を行っていた江戸時代の日本ではキリスト教を信仰することを禁じられ、禁教令以降は厳しい弾圧を受けていたキリスト教徒たちが、命の危険を冒してまで隠れて信仰していたという事実に衝撃を受けた。 そんな隠れキリシタンの歴史に東京でも触れることができるという。 江戸城下でも、ひっそりと信仰の歴史は紡がれていたんだ……! というわけで、今回は目黒にある切支丹灯籠を見て回ることにする。

                                        目黒に隠れキリシタンが信仰した灯籠を見に行く
                                      • 奈良の大仏さまを事前に予習した上で改めて見学する

                                        奈良の大仏さんを、子供のころに修学旅行で見に行ったという人も多いだろう。 ぼくも中学生のときに修学旅行でみたのだが、そのときは「教科書で見たやつだ!」とか「でかい!」と感じた程度で、それ以上の感想はなかった。 しかし、天命を知る年齢(by孔子)に近づくにつれ、もういちど、大仏について知っておきたいと思うようになってきた。 奈良の大仏さんを、予習した上で、詳しい人と一緒に見学してみたい。 ※この記事はNHKラーニングが面白いからもっとみんなに見てもらいたいと願う広告記事です。NHKラーニングは大人が気軽に学びなおせるサイトです。 NHKラーニングで予習します NHKラーニングのサイトに行き「大仏」に関連する動画をまとめたページをみてみる。 NHKラーニング、大仏の特集ページ 奈良の大仏さんだけでなく、京都にあった大仏の話など、よく知らなかった情報も出てくる。 いずれも10分ないほどの短い動画

                                          奈良の大仏さまを事前に予習した上で改めて見学する
                                        • 『剱岳—線の記』古代日本のファーストクライマーを探せ! - HONZ

                                          新田次郎の『劒岳〈点の記〉』は、日露戦争直後の1907(明治40)年、前人未到とされ、また決して登ってはいけない山と恐れられていた北アルプスの剱岳(標高2999m)の登頂に挑んだ測量官を描いた山岳小説の傑作である。 物語は、設立間もない日本山岳会との初登頂争いの形をとりながら進んで行く。 実際はこの登攀争いはフィクションらしいのだが、剱岳が当時、未踏峰とされていたのは事実だ。そして、日本陸軍参謀本部陸地測量部の柴崎芳太郎率いる測量隊が命がけの登頂に臨み、見事成功した。 ところが、彼らはそこで信じがたいものを目撃した。 山頂で彼らは、古代(奈良〜平安時代)の仏具を発見したのだ。 置かれていたのは、錫杖頭と鉄剣だった。錫杖頭とは、杖の頭部につける金属製の仏具である。振ると円環が触れ合って音が出る。山中で修行する山伏が携行しているものだ。柴崎隊よりもはるか昔に、剱岳の山頂にたどり着いていた者がい

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                                          • “聖徳太子の等身大の像” 法隆寺で国宝の救世観音像を特別公開 長年公開されなかった秘仏 奈良|YTV NEWS NNN

                                            奈良の世界遺産・法隆寺で、飛鳥彫刻の代表作として知られる国宝・救世観音像が、11日朝から特別公開されています。 午前8時、法隆寺の夢殿では、僧侶らが読経する中、救世観音像を納めた厨子の扉が開かれました。 飛鳥時代に作られたこの観音像は、高さ約180センチで、聖徳太子の等身大の像と伝えられ、長年、秘仏として公開されていませんでしたが、明治時代にアメリカの哲学者・フェノロサが、第一級の彫刻と絶賛。今では春と秋の年2回、特別公開されています。 訪れた人たちは手を合わせ、熱心に見入っていました。この特別公開は5月18日までです。

                                              “聖徳太子の等身大の像” 法隆寺で国宝の救世観音像を特別公開 長年公開されなかった秘仏 奈良|YTV NEWS NNN
                                            • 聖林寺の国宝・十一面観音菩薩 「祈りの空間」が照明デザイン優秀賞:朝日新聞デジタル

                                              世の中にこんな美しいものがあるのかと、私はただ茫然(ぼうぜん)とみとれていた(「十一面観音巡礼」)――。随筆家の白洲正子にそう言わしめた国宝・十一面観音菩薩(ぼさつ)立像(りゅうぞう、8世紀)を安置する聖林寺(しょうりんじ)観音堂(奈良県桜井市下〈しも〉)。耐震改修工事が終わり、昨夏から拝観が再開されたが、生まれ変わった祈りの環境が照明デザイン賞の優秀賞に輝いた。 同賞は一般社団法人照明学会が主催し、優れた光環境や照明デザインを毎年表彰する。今回、応募49件が審査され、石川県立図書館(金沢市)、琉球識名院(しきないん、那覇市)とともに優秀賞に選ばれた(最優秀賞は該当なし)。 観音菩薩立像は大神(おおみわ)神社(桜井市)の神宮寺・大御輪寺(だいごりんじ)の本尊だったが、明治の神仏分離令で聖林寺に。多くの人が像を激賞してきた。米国の東洋美術研究家アーネスト・フェノロサは本堂から大和盆地を眺め、

                                                聖林寺の国宝・十一面観音菩薩 「祈りの空間」が照明デザイン優秀賞:朝日新聞デジタル
                                              • 「675年前のタイムカプセル」仏像内の紙、全面に仏の印を発見:朝日新聞デジタル

                                                ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                                  「675年前のタイムカプセル」仏像内の紙、全面に仏の印を発見:朝日新聞デジタル
                                                • 歩き遍路で歩かなかった遍路道を歩く

                                                  四国にある弘法大師空海ゆかりの八十八箇所霊場(札所)を巡る四国遍路。交通手段が発達した現在は自家用車やバスツアーなど手段が多様化したが、今もなお昔と同じように徒歩で周る人も少なくない。 それぞれの札所は「遍路道」と呼ばれる巡礼路で結ばれており、四国を一周することですべての札所を巡ることが可能である。中には昔ながらの風情を残す古道もあり、四国遍路の歴史を味わうことができる。 私も以前に歩き遍路をやったのだが、その時には歩かなかった遍路道もたくさん存在する。今回はそのうち特に雰囲気が良い古道を紹介したい。 1981年神奈川生まれ。テケテケな文化財ライター。古いモノを漁るべく、各地を奔走中。常になんとかなるさと思いながら生きてるが、実際なんとかなってしまっているのがタチ悪い。2011年には30歳の節目として歩き遍路をやりました。2012年には31歳の節目としてサンティアゴ巡礼をやりました。(動画

                                                    歩き遍路で歩かなかった遍路道を歩く
                                                  • 1920年の宗教者・学者は、100年後(2020年)の仏教界をどう予想したか。|本ノ猪

                                                    みなさん、こんにちは、本ノ猪(TwitterID:@honnoinosisi555)です。 前回の文章(「「21世紀版『歴史とは何か』(E・H・カー)」なる本が出版されていたので読んでみた」)から、大分時間が空いてしまいました。 数か月ぶりの投稿となります。ぜひご笑覧ください。 ************************************************ 2020年2月14日金曜日。 京都古書会館で開催の「第6回 古書会館de古本まつり」に足を運んだ。 戦前期の仏教に関する書籍・雑誌を求めて、本棚を一つずつ見ていく。 時に、まったく異なるジャンルの本に目移りしながら、お目当ての本を探していると、 「ううん!?」 と心を打つ雑誌の背表紙が目に入った。 かすれた背表紙に、かすかに残された「中央佛敎」の四文字。 『中央佛敎』とは、曹洞宗の僧侶・飯塚哲英設立の中央仏教社が発行し

                                                      1920年の宗教者・学者は、100年後(2020年)の仏教界をどう予想したか。|本ノ猪
                                                    • 「この仏像を並べたい」学芸員の決意 約1300年を超え再会、決定打は

                                                      「隣に並べてみたい」 「間違いない」決定打となった「耳の形」 ひっそりと再会を果たす かつて同じ工房で造られたとされる2体の仏像が、美術館で歴史的な再会を果たしました。しかもこの2体、ひと組の三尊像を形成していたと推測されるのです。泣き別れた両像を結びつける決定打となったのは、耳の形の研究でした。再会に導いた学芸員の児島大輔さんの思いを聞きました。 初めて企画した展覧会 お顔の表情がそっくりな2体の仏像は、およそ1300年前の奈良時代中期から後期の造像とされる阿弥陀如来坐像(兵庫県・金蔵寺蔵)と菩薩坐像(神奈川県・龍華寺蔵、金沢文庫保管)です。後世に補われた部分もありますが、どちらも頭部は脱活乾漆造(粘土の原型に麻布をかぶせ、漆を重ねて整える)の技法でつくられています。 2体の仏像を結びつけた児島大輔さん(45)は、大阪市立美術館につとめる学芸員です。 奈良文化財研究所から2014年に大阪

                                                        「この仏像を並べたい」学芸員の決意 約1300年を超え再会、決定打は
                                                      • 名古屋の大仏が緑色

                                                        行く先々で「うちの会社にはいないタイプだよね」と言われるが、本人はそんなこともないと思っている。愛知県出身。むかない安藤。(動画インタビュー) 前の記事:世界一の万華鏡、その中に入った(デジタルリマスター) > 個人サイト むかない安藤 Twitter 本山駅というところです 大仏というと奈良とか鎌倉のものが有名だが、名古屋にも大仏があると聞いた。 え?ほんと?僕は高校まで愛知に住んでいたのだけれど、大仏があるなんて聞いたことがない(大仏と呼ばれていた先生ならいました)。 名古屋駅から地下鉄に乗って17分、東山動物園の手前の「本山(もとやま)駅」で降りて地上に出る。 本山駅。鬼まんで有名な覚王山にも近いのでどちらも行くといいです​。 こう書かれると「総本山」みたいに見えるけど本山(もとやま)店。 本山駅から徒歩10分くらい。住宅地の中に突如として頭のようなものが見えた。 海外からわざわざ名

                                                          名古屋の大仏が緑色
                                                        • 復活した疫病退散の神事など

                                                          中原 鼎(皇室・王室ライター) @NAKAHARA_Kanae 四天王寺が聖徳太子以来初めて閉鎖したり、多度大社で「上げ馬神事」が織田信長の焼き討ち以来の中止になったりと、コロナ禍で宗教活動が全国的に縮小しているが、その一方で面白いことにすっかり忘れ去られていたような疫病退散の祭礼などが復活してもいる。少しだけだが集めてみた。 2021-01-27 18:09:06 中原 鼎(皇室・王室ライター) @NAKAHARA_Kanae 福島県会津美里町の伊佐須美神社では、禍神らに「遠く離れた山川の清きところで鎮まってもらうため」の神事「疫神斎」が、148年ぶりに行われた。明治5年(1872年)を最後に途絶えていたものを、残されていた文献を参考に復活させたという。 asahi.com/articles/ASN5H… 2021-01-27 18:10:35 リンク 朝日新聞デジタル 福島)148年ぶ

                                                            復活した疫病退散の神事など
                                                          • 紡ぐ TSUMUGU : Japan Art & Culture

                                                            【歌舞伎座インタビュー】「年のうち半分が歌舞伎、残りの半分が映像や現代劇の舞台。仕事のペースはここ10年変わりません」―「三月大歌舞伎」「四月大歌舞伎」に出演の片岡愛之助さん

                                                              紡ぐ TSUMUGU : Japan Art & Culture
                                                            • 神秘的な「翼をもつ天使像」 壁画が語る新疆の仏教文化

                                                              新疆ウイグル自治区のチャルクリク県文博館に展示されている「翼をもつ天使像」の複製品(レプリカ、2020年7月24日撮影)。(c)Xinhua News 【8月23日 Xinhua News】中国新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)バインゴリン・モンゴル自治州(Bayingolin Mongol Autonomous Prefecture)チャルクリク県(Ruoqiang)のチャルクリク県文博館で、2点の壁画の複製品が注目を集めている。いずれも男性の半身が描かれており、目を見張り、口を軽く結び、頭にまげを結い、頭からかぶる丸首のシャツを着ている。中でも背中に描かれた一対の翼が人々の目を引く。 壁画は「翼をもつ天使像」と呼ばれる。現物は同県の中心市街地から70キロ東にあるミーラン(米蘭)遺跡の仏教寺院跡で見つかった。20世紀初頭に同遺跡を発掘

                                                                神秘的な「翼をもつ天使像」 壁画が語る新疆の仏教文化
                                                              • 「中断するなら死か還俗」「“悟り”なんていうものは得られませんし、煩悩もあります」比叡山延暦寺「十二年籠山行」を達成した住職が見たもの | 国内 | ABEMA TIMES | アベマタイムズ

                                                                12年もの間、たった一人で山に籠り、天台宗の宗祖・伝教大師最澄の“身の回りの世話”をする「十二年籠山行」。先月、この“日本一厳しい荒行”ともいわれる修行を、総本山・比叡山延暦寺本行院の渡部光臣住職が満行(達成)した。 ・【映像】 戦後では7人目という偉業。4日の『ABEMA Prime』では、世間との一切を遮断しなければならない苦しさ、そこから見えてきたものについて、戦後6人目の達成者である延暦寺観明院の宮本祖豊住職に聞いた。

                                                                  「中断するなら死か還俗」「“悟り”なんていうものは得られませんし、煩悩もあります」比叡山延暦寺「十二年籠山行」を達成した住職が見たもの | 国内 | ABEMA TIMES | アベマタイムズ
                                                                • 調布・深大寺の秘仏「鬼大師」205年ぶり公開 「元三大師」国立博物館の出開帳記念で

                                                                  日本最大の元三大師(がんざんだいし)像を安置する深大寺(調布市深大寺元町5)で11月3日から、同像の胎内仏(たいないぶつ)である「鬼大師(おにだいし)」が205年ぶりに特別公開される。 鬼大師特別御朱印とクリアファイル 今回の公開は、東京国立博物館で開催中の「伝教大師(でんぎょうだいし)1200年御大遠忌(だいおんき)記念特別展『最澄と天台宗のすべて』」に同寺の元三大師像が出開帳している記念として行う。前回「鬼大師」が公開されたのは1816(文化13)年、江戸・両国の回向院で元三大師像と共に出開帳したとき。その後は、二重の厨子(ずし)に収めたまま扉を開けない秘仏として祭ってきた。 鬼大師が元々収まっていた元三大師像は、平安時代の僧で比叡山延暦寺第18代天台座主(てんだいざす)の慈恵大師良源(じえだいしりょうげん)の座像。鎌倉時代に制作された2メートル近くある日本最大の肖像彫刻で、昨年3月に

                                                                    調布・深大寺の秘仏「鬼大師」205年ぶり公開 「元三大師」国立博物館の出開帳記念で
                                                                  • 【1089ブログ】特別展「東福寺」その1 忘れられたスーパー絵仏師・明兆の逆襲

                                                                    こんにちは、現在開催中の特別展「東福寺」を担当しました研究員の高橋真作です。 この展覧会では南北朝時代から室町時代に活躍した伝説の絵仏師・吉山明兆(きっさんみんちょう・1352~1431)に焦点を当てています。 東福寺内で仏堂の荘厳などを行う殿司(でんす)を務めたことから「兆殿司(ちょうでんす)」とも通称され、巨大な伽藍に相応しい巨幅や連幅を数多く手がけました。 明兆自画像模本 住吉広行筆 江戸時代・天明5年(1785) 京都・東福寺蔵 明兆は、同時代のみならず江戸時代に至るまで、かの雪舟(せっしゅう・1420~1506?)に勝るとも劣らぬ人気と知名度がありました。 延宝6年(1679)に狩野永納が著した『本朝画史(ほんちょうがし)』という書物には、400人近くの画人伝が収録されていますが、そのなかで突出して記述量が多いのが、雪舟と狩野元信、そして明兆の3人です。 これがそのまま近世におけ

                                                                      【1089ブログ】特別展「東福寺」その1 忘れられたスーパー絵仏師・明兆の逆襲
                                                                    • 特別展「法然と極楽浄土」

                                                                      開催趣旨 平安時代末期、繰り返される内乱や災害・疫病の頻発によって世は乱れ、人々は疲弊していました。比叡山で学び、中国唐代の阿弥陀仏信仰者である善導(ぜんどう)(613~681)の教えに接した法然(法然(ほうねん)房(ぼう)源空(げんくう)、1133~1212)は、承安5年(1175)、阿弥陀仏の名号を称えることによって誰もが等しく阿弥陀仏に救われ、極楽浄土に往生することを説き、浄土宗を開きました。その教えは貴族から庶民に至るまで多くの人々に支持され、現代に至るまで連綿と受け継がれています。 本展は、令和6年(2024)に浄土宗開宗850年を迎えることを機に、法然による浄土宗の立教開宗から、弟子たちによる諸派の創設と教義の確立、徳川将軍家の帰依(きえ)によって大きく発展を遂げるまでの、浄土宗850年におよぶ歴史を、全国の浄土宗諸寺院等が所蔵する国宝、重要文化財を含む貴重な名宝によってたどり

                                                                        特別展「法然と極楽浄土」
                                                                      • 戎光祥選書ソレイユ010 寺社焼き討ち 狙われた聖域・神々・本尊 戎光祥出版|東京都千代田区から全国へ本をお届け

                                                                        稙田 誠/著 2022年7月下旬刊行 四六判/並製/204頁 宗教の時代であった中世社会に、人びとはなぜ寺社を焼かなければならなかったのか? 平重衡による南都焼き討ち、佐々木導誉による妙法院焼き討ち、織田信長の延暦寺焼き討ちをはじめ、全国各地でなされた多数の事例を分析。 武士だけでなく僧侶や民衆による焼き討ち事例も例示。 罪業意識や神罰・仏罰の恐怖を感じながら、人びとはどのようにして焼き討ちを正当化したのか? 「焼いたお堂は後で再建すればよい」「仏に敵対する心を持って焼くわけではないので罪にならない」「焼かれたのは自業自得である」などなど、焼き討ちを正当化する10の方便は必見。 「神威超克」をキーワードに、信仰と現実の間で揺れ動く中世人の心性・葛藤に迫る! 戎光祥選書ソレイユ010 寺社焼き討ち 狙われた聖域・神々・本尊 ISBNコード 978-4-86403-433-3 販売価格 1,8

                                                                          戎光祥選書ソレイユ010 寺社焼き討ち 狙われた聖域・神々・本尊 戎光祥出版|東京都千代田区から全国へ本をお届け
                                                                        • 忘れられた神「牛頭天王」に光を 旧神官家子孫が像など収集 京都(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

                                                                          「祇園牛頭天王荒魂図」。牛頭大王が素戔嗚尊と習合しているのが分かる=京都市左京区の源鳳院で2020年11月22日午前11時28分、矢倉健次撮影 かつては日本各地で広く信仰されたにもかかわらず、現在は歴史的に縁の深い祇園祭の関係者以外には、ほとんど知られなくなった神「牛頭天王(ごずてんのう)」。「忘れられた神」の像や絵画などを、祇園祭を例祭とする八坂神社(京都市東山区)の旧神官家の子孫、宝光井(ほうこうい)英彦弁護士(42)=同市=が収集している。宝光井さんは「『誰も知らない神』になってしまった存在を、少しでも多くの人に知ってもらいたい」と願う。 ◇「憤怒相」の厄よけの神 牛頭天王は頭上に牛の首を頂く「憤怒(ふんぬ)相」の厄よけの神。渡来人がもたらしたとする説が有力だが、書物に名が現れるのは平安時代の12世紀中ごろという。鎌倉時代の13世紀ごろからは、日本の神話に登場する素戔嗚尊(すさのおの

                                                                            忘れられた神「牛頭天王」に光を 旧神官家子孫が像など収集 京都(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
                                                                          • 『中世の寺社焼き討ちと神仏冒涜』を刊行します|戎光祥出版

                                                                            皆さまこんにちは、戎光祥出版の丸山です。 記事タイトルにあるように、稙田誠著『中世の寺社焼き討ちと神仏冒涜』(戎光祥研究叢書21)を2021年4月中旬に刊行することになりました。 本書の概要は下記の通りです。 著者:稙田誠(わさだ・まこと) 体裁:A5判・上製・カバー装 ページ数:306ページ ISBN:978-4-86403-384-8 定価:8,400円+税 【目次】 序章 中世宗教史研究の達成・課題と本書の構 第Ⅰ部 神威超克の実態と正当化の論理 第一章 中世における寺社焼き討ちの実態と神威超克の論理 第二章 寺院中核焼き討ち考 第三章 寺社焼き討ち正当化の方便の思想史的考察 第四章 墓の聖性とその破壊・冒涜 第Ⅱ部 神仏と中世人の角逐 第一章 参籠祈願の場における神仏恫喝について 第二章 戦国時代における神仏唾棄について 第三章 織田信長の信心・不信心の様相――中世宗教史のなかの信

                                                                              『中世の寺社焼き討ちと神仏冒涜』を刊行します|戎光祥出版
                                                                            • 1300年経て「奇跡の遭遇」 大津と東京、菩薩像2体が対と判明 | 毎日新聞

                                                                              大津市歴史博物館は9日、真光寺(同市下阪本4)が所蔵する銅製の観音菩薩(ぼさつ)像(8世紀初め、国重要文化財)が、東京の個人所蔵の勢至(せいし)菩薩像と対である可能性が高いと発表した。作風や金属の成分から同じ工房で作られたと推定される。2体の来歴は不明だが、阿弥陀(あみだ)三尊像の両側に置かれた脇侍とみられ、同博物館は「本来は1組の仏像として作られた可能性がある。1300年を経た奇跡的な遭遇」としている。

                                                                                1300年経て「奇跡の遭遇」 大津と東京、菩薩像2体が対と判明 | 毎日新聞
                                                                              • 袖ケ浦に根付いた「出羽三山信仰」に迫る 市郷土博物館で7月15日まで企画展:東京新聞 TOKYO Web

                                                                                上総地域に根付いた山形県の出羽三山(でわさんざん)(月山・羽黒山・湯殿山)への信仰に光を当てる企画展「出羽三山と袖ケ浦の山岳信仰」が、千葉県の袖ケ浦市郷土博物館(同市下新田)で開かれている。入館無料。7月15日まで。(山本哲正) 千葉県は全国的に見ても出羽三山への信仰が比較的厚く、袖ケ浦市内の各地には八日講(ようかこう)と呼ばれる参詣講が組織された。「一生に一度はサンヤマに行くもの」とされ、村の代表として参詣した人は行人(ぎょうにん)として一目置かれ、地域の行事などで中心的な役割を果たした。今も市内各地で信仰や講が残っているという。 同博物館学芸員の桐村久美子さんによると、千葉県は、熊野神社が全国で2番目に多く、中世までに熊野信仰が浸透した。江戸期に真言宗系が有力となると、袖ケ浦、市原、君津周辺では、空海の開基とされ大日如来をまつる湯殿山を中心とした三山信仰が、瞬く間に広まったとみられる。

                                                                                  袖ケ浦に根付いた「出羽三山信仰」に迫る 市郷土博物館で7月15日まで企画展:東京新聞 TOKYO Web
                                                                                • 円空 ―旅して、彫って、祈って― あべのハルカス美術館開館10周年記念 | あべのハルカス美術館

                                                                                  あべのハルカス美術館開館10周年記念 円空 ―旅して、彫って、祈って― 2024年2月2日(金)~ 4月7日(日) February 2, 2024 (Friday) to April 7, 2024 (Sunday) 両面宿儺坐像 岐阜県・千光寺 画像提供:東京国立博物館 Image:TNM Image Archives 修行の旅に生涯を捧げ、人々のために祈りを込めて仏を彫った円空。生涯に12万体の神仏を彫る誓願を立てたといわれ、飛神の剣のようにノミを振るい、神仏を彫り続けました。 謎の多い一生ですが、その生きた証として、優しく微笑む観音像、迫力に満ちた護法神像など、今も5千体を超える神仏の像が伝わり、人々に愛されています。 本展では初期から晩年までの代表作により、創造の足跡をたどります。 円空 ―旅して、彫って、祈って―  案内チラシ(PDF:6.69MB) 円空 ―旅して、彫って、祈

                                                                                  新着記事