Raspberry Piのインターンシップに参加し、ものづくり活動をしているLouis氏は、ニキシー管のようなデザインのデジタル時計「Pixie clock」を開発した。 本物のニキシー管を使った時計の自作は、ニキシー管をドライブするために170V程度の電圧が必要なため危険性が高い上、ニキシー管の生産が終了していることからコストが高いという問題がある。そのためLouis氏は、Raspberry PiとLED、アクリル板を使って安全かつシンプルなニキシー管ライクな表示を可能にする時計を制作するプロジェクトに取り組んだ。 ハードウェアはRaspberry Pi 4、300連フルカラーLED「NeoPixels」、電源(5V、8A)のシンプルな構成だが、NeoPixelsを6面のLEDマトリクス(10連×5列)にするため、30セグメントに切断し、5列のLEDをつなげる配線と、完成した6面のLED