トルコ系ドイツ人でありサッカードイツ代表のメスト・エジル選手が、人種差別を理由に代表引退を宣言したことがドイツ国内で話題となっている。 今回の記事では、ドイツ在住の筆者がエジル選手の代表引退を受けて感じた違和感について書いていく。 エジルのドイツ代表引退表明文 1人のトルコ系ドイツ人としてエジルが感じた思いは、真摯に受け止められるべき ただし、エジルの行動がすべて正しかったとは思わない エルドアン大統領との写真を正当化しようとするエジル エジルはただ問題から逃げているだけだ エジルにしかできない、人種差別との戦い方をしてほしかった エジルを移民政策の失敗/成功という目で見るのは間違い 今回の件から見る、統合のあるべき姿とは まとめ エジルのドイツ代表引退表明文 まずは、エジルのTwitterに掲載されドイツでも大きな話題を呼んだ代表引退表明文をかいつまんで(といってもほぼ全文だが)意訳して