ロサンゼルスの住宅地パシフィック・パリセーズの上空に朝日が昇る様子=9日/Maria Alejandra Cardona/Reuters ニューヨーク(CNN) 米カリフォルニア州ロサンゼルスで発生した大規模山火事を巡り、右派メディアの有力な司会者らが連邦政府に対して被災者支援の引き留(と)めもしくは条件付きでの提供を要求している。被害がここまで拡大し、対応も後手に回ったのは州の政策に原因があるというのがその理由だ。 消防士らの消火活動によって現場の火災が徐々に抑制され、数千人の住民が焼け落ちた自宅へ戻ってくる中、トランプ次期大統領を支持する司会者らは、州と地元当局者らを激しく非難。当局らの「ウォーク(政治的に覚醒して社会正義を実現しようとする考え方)」的政策が災害につながったと主張した。 FOXニュースは政治的手法を前面に押し出し、カリフォルニア州の進歩的な価値観を攻撃した。番組司会者を