嘘みたいな船ですが、帝政ロシア海軍の戦艦で、実際に建造されました。写真上が、進水直前のノブゴロドです。馬鹿でかいプロペラが6基並んでいます。 いわゆるスクリュープロペラの形がまだ見つかって無い頃、1873年の建造です。 なに思ったのか、こんな馬鹿みたいな船を二隻も作ってしまったようです。 二隻目は、大型化しています。 直径30メートル、水面下に4mあまり沈んで、水面には50センチ(舷側まで)ほど顔を出しているようです。2500トンで、ボイラー8基で2000馬力を生み出します。(今ならレーシングカー一台程度の馬力ですね^^;)巡航速度6.5ノットとありますが、そんなに出たのでしょうか。主砲28センチ砲二門、副砲87ミリ砲二門。これも当時としては結構な大型砲を搭載しています。士官15名クルー136名が乗り組みました。 もう一隻のリアアドミラル・ポポフの方は、直径36.6メートル、3550トン、