12月11日、国内主要路線を運航するスカイマークが、フランス・トゥールーズにあるエアバス社で新しい飛行機を公開した。速報版は既報の通りだが、今回は新機材とサービスを詳しく紹介してみたい。そこには、同社の新しい戦略も見えてくる。 全席プレミアムのゆったりした機内 広大なエアバス社の敷地内を報道陣用のバスに乗って移動していると、遠くにそれらしき機体が見えてきた。スカイマークのロゴがペイントされたエアバスA330-300型機である。よく見るとロゴマークが変わっている。「ロゴマークも新しくしました」と、新しいサービスと戦略をスタートさせるために、企業のロゴマークも一新。スカイマークが新しいエアラインに生まれ変わろうとしている決意だろう。 タラップを上がって機内に入ると、今までのスカイマーク機とは全く違うインテリアに仕上がっていた。スカイマークは04年に使用機材をボーイング737-800型機に統一し
