複数の「Android」向けパスワードマネージャーに影響する、認証情報の漏えいにつながる恐れのある脆弱性が明らかになった。 この脆弱性「AutoSpill」は、先週開催された「Black Hat Europe 2023」カンファレンスで、国際情報技術大学ハイデラバード校(IIITH)の研究チームによって報告された。 AutoSpillは、Androidが「WebView」経由でログインページを呼び出す際に問題となる(WebViewは、ウェブブラウザーを開かなくても、アプリにウェブコンテンツを表示できるようにするOSの機能)。その場合、WebViewによって、アプリは呼び出されたウェブページのコンテンツを表示する。 その際にパスワードマネージャーを利用した場合、認証情報がWebViewだけでなく、アプリにも共有される可能性があるという。研究チームは、アプリのログインに外部サービスのアカウント
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