地雷が次々と… 中国最大のP2P金融プラットフォーム「e租宝(Ezubao)」が76億ドル(約9185億円)を詐取した疑いで幹部21人が逮捕されました。被害者は中国全土の投資家90万人と見られており、被害額、被害者数ともに中国史上最大。被害者数では世界最大のポンジ・スキーム詐欺となります。 新華社通信によると、すでに2人は警察に自白したとのこと。親会社の鈺誠集団の張敏(Zhang Min)元会長自らが、「あれは完全なポンジ・スキームだった」と認めているとの報道もあります。 投資詐欺はバブル中国で今、大問題になっています。銀行預金は低利、不動産相場も不安定、株市場は低迷中…となればお金が流れ着く先はもう知れていますよね。それにつけ込む詐欺も多いってなわけで、昨年は金融詐欺の国内総被害額がなんと240億ドル(約2兆8980億円)を超えました。 詐欺の多くは、借り手と貸し手をマッチングするP2P