先日ChatGPTに使用されているGPTモデルであるGPT3.5-turboのAPIが公開されました。 以前のGPT3と比べ、コストが1/10となっていたり、体感速度が向上していたりと、サービスに使用するにあたってかなりハードルが下がったように思います。 前回記事ではGPT3のAPIについて、LangChainで使用し、FastAPIとReactでAIとチャットするシンプルなアプリケーションを作成しました。前回作成したものは、会話の履歴を保持する仕組みを持たなかったため、ChatGPTと異なり、AIが会話の文脈を理解してくれませんでした。 今回は前回作成したReact/FastAPI製のChatアプリについて、GPT3.5に変更し、さらにLangChainのMemory機能を用いて会話履歴をもたせる変更を行います。 本記事の内容 やること LangChainを用いたGPT3.5-turbo