パソコンで音楽を聴く際、ノートパソコンの内蔵スピーカーや、デスクトップパソコンのチップセット内蔵サウンド機能と付属のスピーカーで再生している人は多い。そうした環境でiTunesで音楽を聴いていて、あまりに音が悪いので「iPodのほうが音がいい」と思っている人もいるのではないだろうか。 PCオーディオの世界は、そこそこの出費でも劇的に音質が向上する。高いクオリティーの音質でお気に入りの音楽を聴くのは、素晴らしい癒し効果が得られる。自宅でゆっくり音楽を聴く機会があるなら、ぜひ高音質な環境で楽しんでいただきたい。今回は、高音質音源をスピーカーで堪能する技を紹介する。 スピーカーを替えるだけでも効果大 標準的なパソコンでは、Intel HDオーディオをサウンドインターフェースとして搭載している。それ以前に主流だった「AC'97」規格は、最大6チャンネル、20bit/48kHzまでしか扱えなかったが
