補強期限が迫る。例年にない混戦のセ・リーグ。戦力補強を行う球団もある中、広島に新戦力獲得の一報は届かない。そこには、新井貴浩監督(47)の強い意思にある。 広島は今季、開幕早々に2人の新外国人野手が負傷離脱するアクシデントに見舞われた。中継ぎ投手のハーンも出遅れた。昨秋ドラフトで獲得した新人選手も1軍出場したのは、交流戦で初昇格した育成2位の佐藤のみ。ほぼ昨季と変わらない顔ぶれで戦っている状況だ。それだけに球団は、新外国人の調査、そして獲得は責務と捉えていた。シーズン序盤から監督に何度か新外国人選手獲得の相談をしても返ってくる答えはいつも同じ。 「獲得しなくていいです」 戦力的に見れば、長打力のある外国人選手は喉から手が出るほど欲しいはずだ。ヘルナンデス加入によって打線が上向いた巨人を見れば、前言撤回しても不思議ではない。だが、新井監督は今年だけではなく、中長期的視点でチームを見ている。「
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